去る某日、会津若松市へ当店のお客様Hくんとオートバイ二台にてツーリングへ行きました。
駆るオートバイ二台は鉄(くろがね)の馬、トライアンフ・ボンネビルT100(私)とハーレー
ダビッドソン・スポーツスター(Hくん)
Hくんのスポスタはマフラーとコンピューターを変えたばかりで絶好調。かなり本来のスポスタ
らしい鼓動、音が手に入った様子。いいなあ。
前日も飲んだくれた二人は、翌日の朝九時半に過剰な飲酒による僅かな頭痛と後悔を感じながら、
東北道・羽生インターから高速道路の人となりました。
100キロ巡航で淡々と走る東北道。転んだら死んじゃうかも知れないのに、頭の中では毛布に
潜り込んで寝る刹那の瞬間の様に、日々の悩みや取りとめも無い考えが浮かんでは消える。
オートバイの風切り音の中に身を置き、外界の音が何も聞こえなくなる感じは水の中に潜った時の
感じに似て居る。聴覚が一時的に寸断されると、人間は知らず知らずにもう一人の自分と向きあうの
かも知れぬ。不思議だ。
そんなこんなでO槻さんの住む宇都宮を通過、上河内SAでしばし休憩。この日東北道は空いている。
僕らの目の前に10台位の色んなメーカー、タイプのオートバイに乗ったツーリング集団が愉しそう
にはしゃいでいます。女性も二人居ます。
「ホリエくん、今日ここんとこ見かけるバイク乗りは、俺に言われたくないだろうが皆、オッサンと
オバチャンばっかりだなあ」
「そうすねえ、今日は僕が最年少ぽい(28歳)すねえ、フンフン!(笑)」
オートバイ業界も高年齢化が進んでるな・・・(*_*)
アベノミクスよ、若者に日本のジジババマネーを循環させてくれい!!