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 先日、当店のお客様のSさんのCBと所沢までちょい乗りして来ました。


 Sさんは36歳の会社員。ご結婚されており、可愛い奥さんと男の子が居ります。


 当店にはバイク乗りやスポーツカー乗りのお客様が多数居られますが、Sさんも一念発起して
 二輪の大型免許を取得され、アッと言う間にCB750をご購入。「こっち側」の人となりました。


 SさんのCBは言わずとしれたHONDAが世界へ羽ばたき、その地位を不動のモノとした
 1969発売のCB750(K)を始祖に持つモデルで、そのトータルバランスの高さから
 大型自動二輪の教習車として活躍しました。


 現在は絶版車となるSさんのCBはその最終型記念モデルで、車体の随所にゴールドのパーツが
 散りばめられて居ます。CBの堂々とした空冷四気筒エンジンは、バイク好きの顔をにやけさせる
 効能があります。


 トライアンフをはじめとする英国車は、この60年代後半から70年代の日本車バイクの攻勢で
 一度絶滅させられてしまいました。

 
 トライアンフ、ノートン、BSA・・・。これらの気高くもあり、気難しくもある英国製バイクは
 安価で壊れず、高性能でデザインにも優れた後発の日本製バイクに駆逐されていきます。


 その原因のひとつはは過去の栄光や手法に執着し、機械、製品としてのバイクの改良、改善を怠り、
 多くの一般の乗り手に愛想を尽かされてしまった事の様です。


 現在、その反省に基づいてトライアンフは復活を果たし、「機械としてのオートバイの有るべき
 姿」と「ブランドイメージの高さと、クラフトマンシップによる人間味を感じるオートバイの
 あるべき姿」を程良く高い次元でまとめて、また多くのオートバイ乗りの共感を取り戻して
 居る様です。


 そんな二台の極寒小旅行ですが、Sさんとちょい乗りした日は気温も高く穏やかでした。


 Sさんとの初の真冬のショートトリップが何故「所沢」なのか。


 彼が納車時にレッドバロソから貰った汚職事件、いや、お食事券一万円分を使えるレストラン
 があるのが所沢でございまして。タイ料理レストラン。


 このタイ料理屋を、あのレッドバロソがやってんだって奥さん!!レッドバロソ直営のタイ料理
 レストランつーのがあんだよ所沢に!!おりゃ魂消たよ!!飲食業界にフルスロットルだよ!!


 レッドバロソ直営店だから、ライダーに優しい屋根付き二輪専用駐車場や、ヘルメットや装備品
 などを預ける無料のロッカーも装備してはります。


 Sさんの奢りで(ありがとうございました)タイ料理のコースを昼間から頂き、ノンアルビールを
 飲んで、二人でほぼ金券全額を使い切りました(゜-゜)


 ぼかぁ、タイ料理は好きなので、大変有意義なお昼ご飯でありました。


 その後、駐車場で今日は「たまたま」ママチャリでお昼ご飯に来た、というバイク乗りの主婦二人と
 バイク話をしました。一人の方が以前、熊谷でお仕事をされて居たとかで、我々のナンバーを見て
 話かけてくれた様でした。


 日が落ちると急激に気温が下がるこの季節、帰路を急ぎつつも、荒川の白鳥を橋の上から眺めて
 帰りました。


 Sさんは「バイク楽しいですよ、思いきって乗って良かった!」


 と何度も笑って居ました。


 自分も17歳からバイクに乗り、いい思いも嫌な思いもバイクでは沢山しましたけれど、
 乗りたいちゅう人は何歳からでも、思いきって乗ってみたらいいかと思いました。


 Sさんタイ料理のコース、御馳走様でした。ありがとうございます。


 そしてこれからも宜しくお願いします。