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 冬のオートバイは寒くて大変なんですが、それでも熊谷近辺なら防寒すれば乗れるって事です。


 これが豪雪地帯では無理な話ですものね、オートバイ乗りとしては感謝せねばならない事です。


 江南の溜め池を見て、ぶらっと小川方面に走り、東秩父村の手前の農産物直売所に立ち寄り。


 このルートを走ると必ず寄るポイントですが、ここで売られている岩魚の塩焼きが美味い。


 その岩魚の焼き手の御主人、おかみさんのお顔がこれまたいい。


 足元を見つめてこられた、市井の人のいいお顔なんですよ。


 わざわざ遠くからこのお顔と岩魚を愉しみに来る人の気持ちが解ります。



 そして観光客からの、にこにこ顔の御主人への、何万回も繰り返されるお決まりの質問・・・


 「何処で捕ったの?」(こんなに大量に、そこらで毎日岩魚が捕れると思ってるらしい)


 「天然なの?」(だから売る程岩魚は捕れねっつの。しかも11月は禁漁期じゃ、男の癖にそんな
  事も知らんのか)


 「鮎じゃないんだ?」(うるせえな、岩魚塩焼きって看板出てんだろ)  ※()内は私の心の返答


 そんな石原某なら癇癪起こす様な質問に、笑顔で丁寧に答えて居らっしゃる姿がとても素敵なんで
 すよ。


 不思議ですが、人間て顔にやっぱり出ますよね、大抵。


 ノリPみたいに性悪でも可愛く見える人も居ますが。


 ここの塩焼きは炭火の遠火で一匹の岩魚を40分から一時間程かけて丁寧に焼きます。


 食べると塩焼きと燻製の間みたいにカリカリしながらジューシーな部分も残って居て、何とも言えない
 味わいです。本当に痛痒無く頭からカリカリ食べられます。
 

 カリカリいけますから、ホントだよ。