他人の家のクルマやバイクが気になる(あと犬も)


 他人様がどういうクルマに乗ろうがバイクに乗ろうが関係無いのだが、やはりロードスターや
 RX-7やRX-8等のマツダ・スポーツカー、そういうのが置いてあるお宅は「お!」と 
 思ってしまうし、バイクも自分の好みなのがあるお宅は、やはりその前を通り過ぎると見て
 しまう。
 

 家族全員のクルマがミニバンタイプだったりすると「20人家族か?」とか思います。
 

 7人乗りが1台あったらあとは2人乗りのスポーツカーとか、キビキビ走るハッチバックとか
 加えたら、どー考えても愉しいのになあ、と。家族同士でクルマ交換すればいいのにねえ、
 用途に合わせて。何故、4人家族ひとつ屋根の下に、7人乗りミニバンが3台も?クルマ
 ってタイプで全然乗り味が違いますから・・勿体無い・・・。  
 

 で、近所に何時も銀色のカバーをかけっぱなしのバイクがあるお宅がありまして。車種は
 流石にカバーかかってたんで解りませんでしたが、先日、そこのお父さん(っても私と同年代)
 が、そのバイクを庭の真ん中に引っ張り出して整備しておりました。
 

 洗車を一通り終え、ワイヤー類にグリスを注入しておりました。
 

 ビキニカウルの付いた、ホンダCB1000SF(スーパーフォア)でした。
 

 水冷4気筒の、大型バイクで、1992年から1997年まで生産していました。
 

 その後は排気量を上げた「1300SF」になりました。
 

 その次の日、そのお宅の前を通り過ぎると、こんだお父さんリア・シートにツーリング用の
 振り分けバッグを付けてました。

 
 「お父さん、夏のロングツーリングですね。無事で、良い旅を」 
 

 と、私は心の中でお父さんに声を掛けました。 


 メガネで7・3分けの、係長と職場で呼ばれてそうなそのお父さん。


 バイクの旅が好きなんだな、と勝手に親近感を覚えました。 
 

 バイクもノーマルにビキニカウルがポン、と付いてるだけのCB1000SF、その普通さが
 かえってお父さんのキャリアを暗示させます。別に暗示しないか。 


 やっぱりバイクはいいです。バイクの旅もね。