去る某日、当店のお客様のバイク乗りの皆様と日帰りでツーリングに行きました。
目的地は栃木県、霧降高原。R122で一直線。
朝、トラを引っ張り出そうとすると、何時もに増してずっしり重くて動かない・・・。
もしや・・・と思い後輪を見るとアナタ、タイヤがぺッタンコじゃないですか!!!
「パンクだよ~~~」
今日は一人新しいゲストが、私と同じトライアンフ・ボンネビル(黒白)に乗って来ると言うのに・・。
トラ同士でツーリングなんてなかなか無いチャンスなのに・・・。
今日のこのタイミングでパンクかよ!!!
大将M本さんにパンクによる参加不能のメールをする。ああ厄年。
大将M本さんにパンクによる参加不能のメールをする。ああ厄年。
ムカムカしながら寝起きの珈琲を淹れる。
私は寝起きに珈琲を飲まないとどうも調子が出ない。甘く鼻腔をくすぐる珈琲の香りもその日に
限り苦々しく感じられる。
限り苦々しく感じられる。
まあいい。落ち着け俺・・・。
一口、その琥珀色の液体を啜る。珈琲のカフェインが私の灰色の脳細胞を刺激する。その時閃いた!!
「そうだ、俺にはオープンカーがあるじゃないか!!」
バイクツーリングの待ち合わせ場所に颯爽とオープンカーで乗り付ける。まだ誰も来ていない。
一台だけしんがりから白いユーノス・ロードスターが行くオートバイツーリング。
休憩する度、私達の一団に対し、他の観光客から「あいつだけバイク持ってねえんだな・・・」
的な視線と嘲笑が感じられる。不本意だ。
「クルマは快適でいいよ~。ジュースも飲めるし音楽も聴けるし、ヘルメット被らないから
頭だって掻けるし。エアコンもあるから超快適!!」
頭だって掻けるし。エアコンもあるから超快適!!」
嗚呼・・・。