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 2日目は安房トンネルを抜け、飛騨(岐阜県)に入ります。
  

 R158で野麦街道を登って行くと、ダムとトンネル銀座です(笑)
  

 途中の乗鞍スカイラインは一般車両は通行できないので、低公害バスか指定のタクシーで。 
  

 私はR158まっすぐですので関係ありませんが。
  


 しかし一般国道の、それも殆ど他に周り道が無い要所を有料にすると言うのは、本当に魂胆が
 ミエミエです、亡国の道路行政。安房トンネルしかり、松本の三才山トンネル、松本トンネル。
  


 トンネルを抜け、一路今夜の休み処、飛騨高山を目指します。 
  

 宿泊予定の宿の方に事情を話し、荷物を預け、身軽になって一年振りのせせらぎ街道を抜け、
 郡上八幡へ。  
   

 県道73、R257で馬瀬川、R472では吉田川を右に左に見ながら、一個も信号の無い、
 綺麗な新緑の森林をトラの並列2気筒の音が響きます。
  

 途中で缶コーヒーを仕入れ、良さげな所で一休み。
  

 メットを脱ぐと、風切り音から開放された耳に、少しずつ風景の音が入って来ます。
  

 野鳥の声、せせらぎの音、森のざわめく音。虫たちが飛び交う音。
  

 あんな苛烈な機械に跨ってやってきて、今日の自然の美しさを全て肯定する矛盾。 
 

 ぼんやり川を眺めているといくらかバイクが通り過ぎて行く。

 「ハヤブサ」  スズキのオーバー300キロ・世界最速の二輪車。

 「CBR」   多分600。上手い人が駆れば下道では最速か。
 
 「ドカモン」  赤いドゥカティ・モンスター。男の独り旅。

 「ビューエル」 中年男性かと思ったら、ヘルメット脱いだら若い女性だった、合掌。

 「モトグッチ」  珍しい!後姿でしたが、V11系の何かでした。
   


 モトグッチいいですよねえ~、独りで淡々と流していましたが、少数派なら何でも良い訳では
 無いですけれど、大人な、訳在りげな雰囲気がプンプンします。 
   

 
 そしてこのせせらぎ街道、高山から郡上に抜ける最短ルートで信号も無く最高の道なのに
 坂本トンネルを抜け、あと一息で郡上八幡だ!と言う所でまた出現する「亡国の料金ゲート」
  


 ああ・・・・・。