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 BARに何度か通った者なら、この鹿の絵の描いてある、緑の三角ボトルには見覚えが 
 あるのではないでしょうか?
  

 世界で最も生産量の多いシングルモルトであり、かつて「原酒」として全てブレンド用に出していた
 シングルモルトを「シングルモルトウイスキー」として単品売りした先駆けのブランドでもあります。 
 
 創業者ウイリアム・グラントはモートレック蒸留所を辞め、自分の蒸留所を始めたのが1887年。
  

 10人のお子を育てながらも夢を持ち続けたウイリアム父さん。家族全員が協力して父の夢を自らの
 夢として奔走し、息子は全員ウイスキー職人になったと言います。 
 
  

 1960年、同業者に笑われた、「単品売り」のシングルモルト。
  

 これも同業者に笑われた「三角形」のボトル。
  

 これらの経営決断の際、創業者のウイリアム父さんは天国に召されている訳ですが(1923年に
 永眠)家族の絆を大切に、伝統として一族経営を守っていたグラント家はチャレンジ魂も大切に
 していたに違いありません。
  

 ハリウッド映画や米ドラマの中でも「スコッチ!」と言うと大抵この鹿と緑の三角ボトルが
 出て来ます。確かに売れてるシングルモルトは、軽やかな、嫌味の無い味。
  

 夏の暑い時期、例外的に「ソーダ」で割っても美味しい。
  

 懐の広いシングルモルトです。  
 
 
 
 生産地 スペイサイド   オススメの飲み方 ロックや水割り、ソーダ割りでも美味しく
              飲めます。 


 ¥1000