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 正露丸、ヨードチンキ、保健室のかほり・・・。
  

 これだけで判断すると「果たして口に入れていいものなのか?」
  

 と思いますが、根強いファンが沢山いらっしゃるのが「THE・アイラ」ラフロイグです。
  

 アイラ(ISLAY)島という島がスコットランドの南の方、海峡を挟み北アイルランドに 
 面した地域あります。淡路島程の面積で、人口が約4000人。 
  

 小さな島ですが、個性豊かな蒸留所が集中しています。 
  

 香りは上記の様な、スモーキーフレーバーですが、一口含むとピリッとした辛さ、
 海草の様な塩味が感じられます。独特の味わいです。
  

 「ライトに」「口あたりよく」「飲みやすい」 
  

 と言った、大衆に迎合したお酒を嘲笑うかの様な、「変えなさ」振り。 
  

 「ウチの酒は、飲みたいヤツだけ飲んでくれればいいんだよ・・・」
  

 そんな言葉が聞こえてきそうな頑固なイメージのモルトです。 
  


 10yは若い、ラフロイグの特徴が良く出た1本。
  

 15yはやや丸くなった印象。重厚感が前面に来ます。
  

 カスクストレングスは、樽出し、加水無し。アルコール度数が高く、香りも強烈です。
  

 蒸留所は、海に面した白い壁の美しい建物です。その頑固さは外観からは感じられません。  

 


 生産地 アイラ島
 
 オススメの飲み方  ストレートか、ミネラルウォーター(常温)を1対1で。 
 


 ¥1000(10y) ¥1300(15y) ¥1200(カスク)