子猫は10月生まれくらいで
やはり栄養不足のせいか月齢より小さかった
そして
シラミがすごくて
2度駆虫
1日に何度も点眼して
ビブラマイシンを飲ませると
みるみる回復していった
12月24日
保護した時から
声をかけていた知り合い2組が
それぞれ長毛の子とグレーの子を熱望して
新しいお家に行った
どちらも先住猫さん次第だったけど
順調に仲良しになってる写真が届いて
↓
リンちゃんに
そして
12月27日から
大人猫の手術スタート
5、6匹目
2匹ずつ予約をして
手術をして4日~5日うちで療養して
リターンした
家の中では無理だと言う
わかってる
物で溢れた家の中
入れたところで
安全とは程遠いだろう
この小屋がこの子たちの居場所
中はビニールで囲って
毛布もあるが
これから二度と
お家の中で暮らすことのないこたち
リターンしに行く日は
地獄だった
違うな
地獄なのは猫たちのほう
健康な体にメスを入れられ
氷点下になる外に戻されるのだ
放たれた猫達は
いつもの場所に帰ってこれたと
安堵するだろうか
誰のためにこんなことしてるんだろう
未来の子を死なせないため?
それもあるのだろう
私は誰に強制されたわけでもないのに
自分で決めたことで
打ちのめされ
リターンにいくたび罪悪感しか残らなかった
5番目の子以外はみんな女の子だった
最後の8番目のこの目が白濁していて
毛玉もひどく
皮膚が炎症してた
こんな子が外で生きられるのかな
考えると
どうしてもリターンできなかった
せめて治療してあげたい
保護に切り替えた
こうして
この家の全頭不妊手術は終わった
2月3日最後のリターンに行くと
お父さんお母さん長女さんに
お礼を言われ
費用も少し負担していただいた
その時も
すでにリターンされた子たちが
出迎えてくれた
猫が好きだと言うなら
どうか具合が悪そうな子は
病院に連れていってあげてほしい
せっかく手術したのだから
最後までよろしくお願いします
と伝えた
最後まで
1番残っていた感情は
怒りだった