韓国の教会に通っていた頃
私が勝手に 「六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)」 という
あだ名をつけて呼んでいた日本人リーダー(女性)が居た。
六条御息所とは 「源氏物語」 に登場する人物だ。
7歳年下の光源氏を愛するあまり、夜な夜な生霊(いきりょう)となって
光源氏の恋人である夕顔を訪ねて行くのだが
最終的に、元々体の弱かった夕顔は衰弱して死んでしまう。
本人には生霊となっている自覚は、全くない。
悪霊退散の為に夕顔の家で焚かれる香の匂いが
洗っても洗っても、六条御息所の髪や着物から取れない...という話だ。
私は現役の頃から、現役だとか、お休み中の教会に通ってない人だとか
関係なく友達として、付き合うタイプだった。
伝道された当初から、「超宗教、超教派」 という考え方が好きで
入教したのもあって、教会に来ないからといって
人間関係まで疎遠になるのは、おかしいんじゃないかと思っていた。
それで、教会に通っていない何人かの友人とも、変わりなく付き合っていた。
ある日、その事を知っている日本人リーダー(略:リ)が
お休み中の友達について、私に尋ねてきた。
リ 「ねぇねぇ、**さんとは最近も変わらず付き合ってるの~?」
私 「はい。 電話で話したり、時々会ってますけど… 何か?」
リ 「彼女、元気にしてるかしら~?」
私 「はい。 元気ですよ~^^」
リ 「そう... 何か、変わった事ない? 事故とか病気とか...
彼女の周りで、何か悪い事が起こってない?」
私 「??? え... 何もないですよ。 至極、元気ですよ。
彼女も家族も... どうしてですか?」
リ 「ふ~ん... そうなんだ...
彼女の先祖の功労が、まだ残っているようね。」
私 「???」
リ 「ほら、オトーサマのミコトバの中に
統一教会に入って来る時は、先祖の功労を持って来て
出て行く時は、その功労を全て置いて行くって、あるでしょう?
彼女は、まだ先祖の功労が残ってるんだなと思ってね...
そのうち、その功労を使い果したら、本人にも家族にも
悪い事がどんどん起こるはずよ... きっとね。
サタンの餌食になったんだから。」
そう言って、リーダーは、フフッと、ほくそ笑んだ。
その冷たい笑みを見た時、私は心底ゾッとした。
源氏物語に出てくる六条御息所のような、生霊(いきりょう)の気配を感じた。
それから、私は、その人の事を
「六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)」 と呼ぶようになった(笑)
そして、私も教会から離れたら、同じように思われるのだろうなと思った。
しかし、70億人類の復帰とか、天宙復帰とか言いながら
昨日まで、神様を中心とする兄弟姉妹と呼んでいた仲間の
幸せを願うどころか、不幸を願うとは、何と矛盾したことか?
教会を離れたら(離教したら)、悪い事が起こると言うけれど
それって、本人達が気が付いてないだけで、実は生霊になって
そういう波動を送っているとも考えられないだろうか?
ちなみに、私は、今年の3月に離教して
教祖サマのミコトバや、ご家族のお写真、教会関係の物は全て捨てたけれど
悪い事は何も起こっていない。
「まだ、先祖の功労が残ってるからさ!」 って
変な波動(念)を送らないでねぇ~
さあ、今日も生霊退散の香を焚くとするかぁ~(笑)
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六条の御息所に関する詳細は、こちら
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