山に登れば登るほど空気が少なくなるように、意識が気づけば気づくほど話し相手はいなくなるものですよ。


49歳の私は親の世代の人たちと話がしたい。若い人たちのフレッシュな意見には食傷気味だ。


ピカレスクな母の生い立ち、その面影。

思い返される過去。

あのとき、あれを知っていれば、これを知っていればと目の前の過去に手も足も出ない。

私は雪の道を母と歩く鉄郎のようだ。


母方の親族は高血圧や糖尿病で全滅したのだけど、私やいとこの代は生き残ってる。いとこのお姉さんと話がしたい。向こうは在日で義伯父の娘なんだけど。


この間の都知事選が終わったので書きますが、昔都知事選のたびに母とお世話になった義伯父の娘であるいとこのお姉さんからたまに電話がかかってきて困ったんですよ。

「次の選挙ではこの人に入れてくれ。私は在日で選挙権がないけんねえ。」

とても辛かったんですよ。でもまあヒットマンみたいに何も考えず投票しましたけどね。

「わしの一票でよかったら、お母さん、姉さんに差しあげますけえ。誰に入れたらええんですか。」


死ぬ前に一作でいいから自伝的な創作小説を書いてみたいと思っている。

しかし肝心な部分が書けないので困っている。それ以外は断片的なブログ記事の形で大体書き出した。

親戚の若い女の子のことなどを思うと書けない。

何とかうまく創作として書きたい。


21分に寝たら31分に目が覚めた。

夢で夜中に母の幻を見た。母は粉になって風に吹かれて私に舞い込んできた。その続きで昔の彼女がひょっこり帰ってきた。最後に夢だと気がついたら、玄関がガチャガチャいうので耳を済ませていたらピンポンが鳴ってびっくりしたがこれも夢だった。


3時からもう一度寝たら4時に目が覚めた。1時間しか寝られない。

また夢を見た。デパートの懐かしの中古品の物産展の片隅に中古レコードがあったのだけど、シングルが平積みで探しにくいのでひとかたまりとって探していたら前から隣で一枚一枚見ていた人に注意された。


いわゆるヘイト関連の話題で、それに対する反論的な意見が流れてくるのだけど、内心でどうもしっくりこないところがある。否定するわけじゃないんだけど、大事なのは相手の図星をつく、あるいは腑に落ちることを言うことだと思うんですよ。でも最近は反論の方も再生産が過剰になりすぎてるような気が。


寝たけどやはり1時間で目が覚めた。

大学時代児童福祉活動で身寄りのない子たちの施設に行ってたことがあるのだけどなぜか30年ぶり近くに夢に見た。途中でおかしな誤解を受けて晴らせなくて悔しかった。でも最後に改めてみんなを集めて説明している最中に目が覚めた。

なぜか会社員時代にこの施設に自転車で行くことになった初日。話し込んでるうちに夜になった。なぜか自転車は施設の一室の畳の上にある。子供用もある。これを出して乗って帰ればよかったんだが、何故か直後に庭にいた。あれと思ってもう一度部屋に入ろうとすると入口に布団がカーテンのようにかけてる。

あれと思って布団をめくって入ろうとしたら女の子がいる。その子の部屋だったようだ。その子が園長さんのところに駆け込んで行った。困ったなと思って玄関から出たが自転車はすでに外に出されていた。施設の人たちが出てきて取り囲まれた。私は一生懸命に説明していたらだいぶ誤解が解けてきたんだが、その途中で目が覚めた。


途中のシーンでその施設の表札を見ていて、大学時代に通っていた施設じゃないかと気がついたんだけど、確かめられなかった。私はその活動を途中で降りたから、私の中で心残りなところがあったんだろうな。


変に懐かしい夢ばかり観るなあ。

やっぱりメンタルがおかしいのだろうな。


38分。また少し寝た。

成人式の日。

何故か海上保安部の親戚のおじさんにみんなの前で挨拶するように振られる。仕方なく登壇したが何を話すのか。やっぱり予定通りということになって台を下ろされた。

このおじさんが夢に出たのは記憶にないな。小さい頃にあったかも。


最近自分の中でTwitterの話題が偏っていた気がする。

もう一度初心に返って無駄なものは落としていきたい。

どんなに正しくても形骸化したものにはいつまでも付き合っていられない。