すべての生きものを、まさに自己において見る人、

そして、自己をすべての生きものにおいて見る人-彼から、それは隠れようとしない。


イーシャー・ウパニシャッド 6,11(湯田豊訳)



「凡庸な物書きが気をつけるべきことは、荒削りで不正確な表現を、正確な表現に性急に置き換えないことである。そんなことをすれば、最初のひらめきが殺されてしまう。小さな植物にはまだ生命があったのに、正確さのために、枯れて、すっかり無価値となる。ゴミとして捨てられてしまいかねない。貧相でも植物のままであったなら、なにかの役には立っていたのだが。」


「君がやった仕事は、ほかの人には、君自身にとってほどは重要ではない。
君が払ったコスト(だけ)は、払ってもらえるだろう。」


(ウィトゲンシュタイン 「反哲学的断章-文化と価値」(丘沢静也訳))



「語りえぬものについては、沈黙せねばならない。」


(ウィトゲンシュタイン 「論理哲学論考」(野矢茂樹訳) )