フラット4/VWの存在に欠かせない人物が

4人居ますが、その中のひとりに

「アイヴァン・ハースト少佐」がいます。

 

アイヴァン・ハースト少佐が活躍した時は、

第2次世界大戦が終わった、1945年5月から。

 

がれきの山となった製造工場は、イギリス軍の

統治下に置かれました。

この灰塵からフラット4/VWを蘇らせた人が、

 

イギリス軍のアイヴァン・ハースト少佐だった。

 

この後に【息を吹き返す】フラット4/VWには、

ふたつの理由がありました。

 

ひとつは、

当時のフラット4/VWの設計は、イギリス、

アメリカ、フランス、ソ連の4国から見れば、

特異であり、価値は「無い」と評価を受た。

 

なので、この工場は、連合軍から接収されな

かった。(接収:強制的に取り上げること)

 

ふたつ目は、

アイヴァン・ハースト少佐が

このフラット4/VWの特異な設計に将来性と、

ドイツ人労働者の高い資質を感知したこと。

 

この大きな2つの要因から工場を再建出来た。

 

私の好きな フラット4/VW があるのは、

アイヴァン・ハースト少佐が先を見ていた

おかげです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

フェルデナント・ポルシェが居たから、

フラット4、TypeⅠ、TypeⅡがこの世に在る。

〔 ポルシェ:1875年生まれ 〕

 

この方の設計から フラット4がスタートしました。

 

1933年 ポルシェは、ヒトラーから国民車構想を

聞かされたそうです。

それは「 全ての国民が車を持つ 」こと。

〔 ポルシェ:58歳 〕

 

ポルシェは、この時すでにベースとなる設計を

持っていた。そして、

 

1934年に自らの国民車構想を伝えた。

この時示されたスペックは、のちの

スプリット・ウィンドウとほぼ同じ。

 

【空冷フラット4エンジン】、排気量:1,250㏄、

最高速度:100km でした。

 

プロト・タイプが完成したのは、

1938年で、のちのスプリット・ウィンドウとほぼ

同じスタイル。

〔 ポルシェ:63歳 〕

 

〈余談:その時の日本(昭和13年)のニュースの

一つは、〔 国家総動員法(5月5日施行) 〕

です。 余談終わり〉

 

設計から85年も経っているいるのに、現在でも

公道を走れるし、愛されるエンジンは、凄い。

 

チューンナップすると〔匠の手に掛かると〕、

オリジナルの5倍ものパワーを発揮する。そうです。

 

ポルシェは、チューンナップ出来るように狙って

設計したのだろうか。それを考えると、凄いですね。

 

オリジナルとチューンナップの〔 差 〕を実感

したいですね。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

本物の TypeⅠ。

 

再び、TypeⅠに乗るチャンスがやって来ました。

 

少しややこしいですが、66yr前期のTypeⅠに

乗っている知人の知人が持っている

66yr後期TypeⅠでした。

 

ダブルバンパーで本物の6ボルトスタイルに

魅せられて即決しました。

 

ボディーカラーは、オフホワイト。ホイールは、

6ボルトなので、5穴の鉄チンホイール。

 

まずは、フロントをドロップしました。2つの

トーションバーの下側のみを回転可動にする

方法です。当時は、これが、一番安価でした。

 

CALLOOK スタイルに近ずき、とてもカッコイイ。

 

このまま、乗るという選択肢もありましたが、

レストアすることにしました。この時、私はレストア

という言葉を初めて聞きました。

 

とても〈かっこいい〉響きでした。

 

レストアを施した箇所は、

 インテリア

  ヘッドライナーの張替え ⇒スタンダードな

                    質感に。

  シートの張替え ⇒ブラウンに。

  床の張替え ⇒ブラウンに。

 

 ボディー

  ボディーカラーの塗替えは、イエローと

             ベージュの中間色へ。

  このカラーは雑誌で目に留まった、

           TypeⅠの色でした。

 

  シールラバーの交換

 

 エンジン・ミッション

  乗る分に不便を感じる事が無かったことと、

   66Yr TypeⅠを手に入れた喜びが大きく、

  スタイルが優先で、エンジンチューニングまで、

   予算・思考共に行きませんでした。

 

次回は、もう少し詳しく書いてみます。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

イメージだけで手に入れた最初のTypeⅠ

 

最初に手に入れたVW空冷TypeⅠは、67Yrか

68Yrのなんちゃって6ボルトでした。

 

そのTypeⅠは、近所の中古車屋さんにいまし

た。ヘッドライトスタイルは、フェンダーのライン

に沿ったライトで、ダブルバンパーだったので、

 

「 6ボルト 」のVWと思って手に入れました。

 

ところが、72yr TypeⅠ乗りの知人ができて、

VW TypeⅠのDetailを聞いているうち、自分の

TypeⅠはオリジナル(本物)の「 6ボルト 」では

無いと、知りました。

 

少しショックでした。

 1. 4穴の鉄ホイール。

 2. フロントフード・リアフードが短い。

 3. ダブルバンパーのサポートパイプが無い。

 完全に〈 12ボルト 〉です。

 

それでもこのTypeⅠに乗る事、持っている事

は、私の楽しみであり、優越感に浸っていまし

た。

 

友達と少し遠くまでのドライブにも行きました。

 

これを手に入れた時から気になっていた右ドア

のヒンジが劣化して、ドアを持ち上げる様にし

て開閉していました。

 

そんな状況から脱出したくて、〈ヤナセ〉さんに

修理依頼をしましたが、修復出来ず、他に修

理してくれるところを探す事も出来ませんでし

た。

 

とうとう、このVW TypeⅠ を乗るモチベー

ションを保てずに、手放しました。

 

この時の私の実績としての知恵は、

VW TypeⅠ を買う時は、

 1. ドアの開閉がスムーズか?

 2. ドアの下部、縁に擦りキズがないか確認。

 3. VW空冷のプロショップで買う。

ですね。

 

残念な気持ちでしたが、《 次に買う時は 》

なんて思うことが出来ました。

 

最後まで読んで頂き、ありがとう御座います。

初めまして、Toraki です。

以前私は、 TypeⅠ 66yr. Sedanを持っていま

した。カラーは、ベージュとイエローのあいだでした。

 

今は、VW空冷を持っていなくて、近い将来、再

び乗りたいっ。と思っているだけで、妄想に近い

かもしれませんが、自由に書かせて頂きます。

 

最近好きなのは、TypeⅡ 67yr.頃のフロント

ウィンドウが1枚のもの。”レイト”とか”高年式”

と呼ばれるものです。

 

フロントパネルが長方形でヘッドライトは、

フラットなもの。カラーは、ベージュがいいですね。

 

TypeⅡを好きになったきかっけは、

YouTubeのドラッグレースで颯爽と走るTypeⅡ

を見てからです。あの《ずんぐりむっくり》が、

早く走っている。〔 かっこいい 〕と感じました。

 

また、別なドラッグレースでは、デリバリーバン

のサイドに大きな”エアインテーク”

 

(サメのエラの様な形)を設けたTypeⅡが出て

きて、そのエンジンは、私の好きなフラット4

 

ではなかったのですが、V12の様な大きな

エンジンを荷台に乗せ換えていました。

 

ドライバーは、白くて長い顎髭をたくわえた

〈 白人のおじいさん/シニア 〉。

 

私が〔 かっこいい 〕と感じたのは、こんな

おじいさんがTypeⅡを楽しんでいる。

ハチャメチャな事(チューニング)をして楽しんで

いる。夢中で遊んでいる。

 

言い方を変えると” じいちゃん かっこいい”、 

” いいなあ ”と感じました。

 

そんな事を感じる私は、”ちょっと変人” かも 

と自覚しています。

 

TypeⅠではなく、TypeⅡがいいなあ と思うのは、

エンジンルームがTypeⅠに比べて広いから。

 

VW空冷のフラット4エンジンは、チューニングの

費用対効果が大きいそうで、例えばツインキャブ

を選んでもメンテナンススペースがありそうだから。

 

この勝手な思い込みは、メンテナンスのリサーチ

は、していないけど・・・。

 

また、最もゾクゾクするエンジンチューニング。

チューニングをしたTypeⅡに乗りたいですね。

 

わたしの好きなVW空冷は、

   TypeⅡ 67Yr.頃 ベージュ です。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

引き続き、空冷VWに乗るまで を書きます。