ラ・ラ・ランド(2016年)
監督:Damien Chazelle
脚本:Damien Chazelle
出演:Ryan Gosling Emma Stone
ド頭の高速道路の超絶乱舞が「ミュージカル映画」としてのクライマックス。ワンショットのように見えるが2ヵ所の高速パン部分で繋いでいる。
ド頭と2番目(パーティーに出かけよう)はともにポップなグッドナンバー、ピアノが奏でるメインテーマとさすらいのバラード風のマイナーな2曲も良い。この4曲だけでミュージカル映画としては充分魅力的。
主要なミュージカルシーン、ラストシーンの妄想/もうひとつの現実を除けば、ド頭は数十人、2曲目は主に4人、その後主人公2人がたくさんあり、最後はオーディションはエマ・ストーンの独唱、とだんだん人数が減っていく。
彼氏が参加したバンド、商業主義に堕ちている音楽として示されているように見えたが、これはこれでそんなに悪くない曲に聞こえる。