~中国人観光客 見聞録~ 中国人がやって来た

1991年から国内マーケットに向けてショッププロデュ―スとパブリシティ戦略事業を行い、

これまでに立ち上げた商業施設や店舗50以上、メディア掲載3000件以上。

国内マーケットで培った実績とノウハウを活かし中国人観客の集客支援サービスを行います。

情報発信から店舗作り、その後の口コミによる広がりまで、店舗作りとPRのプロの視点で

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食べて貧しくなる

福尾です。

ご無沙汰しておりました!


いきなりインフォメーションですが、

上海航空の機内誌12月号(12/1~12/31)は

最後の8ページくらいが関西特集です。


その中で、お客様の店舗が紹介されます!

心斎橋界隈では有名なお店なので

ぜひ機会のある方はご覧になってください!!


その原稿校正のやりとりで11月は四苦八苦していました。

一番つらいのは

中国語の校正。

細かいニュアンスがつかめません。


今回も大阪の街の紹介文でいきなり出てきた

“食い倒れの街”たる表現。


吃究(ホントは下が九でなくて力の文字です)


文字校正の時に

中国人の方に、

「こんな中国語ないですよ」

「どうして食べると貧しくなるの???」等と

質問責めされ


「いやー京都は着物買い過ぎて家にお金がなくなるように

大阪もおいしいもんがいっぱいあって、食べ過ぎて・・・」


「じゃ、肥るの表現の方がいいんじゃないですか?」


「イエ、昔からそういう表現がありまして・・・」


「そんなの中国人だれも読んでもわからないよ!!」 と


普段の原稿確認より数倍、慌てました。


今回の原稿は、日本語文を先ずおこして

それを中国語に翻訳しましたが、

思い返せば反省ですが

中国にない概念や表現が文中にあったであろう所の日本語文章の

校正の時、サラッと日本人同士は読み流したところがありました。


本当は、私たち伝達者の役割は

その差異をいち早くみつけて

その解決方法や良い言い回し、合点がいくところをみつけるところだったんですよね。

そこが、足りていませんでした。


編集部や広報・広告担当者の方の役割は

日本語の慣習に沿った表現方法にいま一度

疑問をもって、

「本当に、これで多くの中国の方に伝えたいことが伝わるかどうか」

「日本語の表現が中国の概念を超えていないかどうか」


などを、監修していくことが大切ですね。


そう、痛感しました。


大阪の街を表現するときに、日本人同士なら

“食い倒れ”の言葉や響きの中に

大阪のあのごちゃごちゃしたビジュアルやネオンのイメージを

想像する、想像することを期待させることができますが


一度も大阪に訪れたことがない人にとっては

“食べて貧乏になる”街??? さっぱりわからん。 で終わってしまうのですね。


これは、もったいないです。

それなら、もっと違う表現。突き刺さる言葉で大阪の街を表現したほうが良い。

と、思いました。


簡単なようで、意外と難しいんですよ。

中国ビジネスに携わる方は、広告・記事以外にもチラシ、パンフと

表現する場はたくさんあります。

ちょっと、気をつけてみてください。



福尾葉子


上海万博会期中の大阪についてのアンケート

上海万博大阪出展実行委員会は、

上海万博会期中に大阪館の中国人来館者に対して、アンケート調査を実施。


http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/keikakuchosei/0000101018.html

その結果、 94%の人が「観光で大阪に行きたい」と回答。



「大阪館の中で印象に残った展示は」という問いに対し、

環境技術展示(53.9%)に次いで、

水のスピーカーや噴水を設置した「水の回廊」を挙げた人も多くようだが、

一体どんなブースにしたの???

という疑問はさておき、

グルメに関心は高いものの、食の都というイメージはないようです。




大阪人の私が言うのも何ですが、

「食の都」というよりは、B級の食品が揃う「食いだおれの町」のイメージのほうが似合ってます。


ま、言葉のイメージを問いたわけではないのでですが、

どっちにしろグルメについては、ますますアピールが必要ってことですね!



がんばろう!大阪人!

「たこ焼き」だけじゃないってこと、教えたろっ!!






山縣 玲子

ラジオがイケてる!

恒松です。

メディアの情報で面白い記事があったので、

中国情報はお休みして

今日は、コチラを紹介します!


昨日の日経の夕刊から。民放ラジオ局が20年で4倍になったという記事です。


記事にはこの20年間のラジオ局数の移り変わりを示したグラフも掲載されていて、

1991年に約80社だったものが年々増え続け、2009年には338社に。

グーンと右肩上がりのグラフです。


ラジオって、新聞のラテ欄でも局のホームページでもテレビに押されて

影が薄い感じなのですが、いやいやドッコイです。


記事では、若者のラジオ離れや情報源の多様化などで

ラジオのおかれた状況はキビシイとのことですが、

右肩上がりの局数や、パソコンでラジオを聞けるradikoシステムを導入するなど

勢い感じますよ。


実際、PRに携わっている身としてリアルな話ですが

ラジオでお店などが紹介されると「ラジオ聞いてきたんです」とかの声を聞きます。


テレビやネットと新しい情報源がどんどんやって来るなかで

アナログにも思えるラジオですが、まだまだ前線走ってますね!



恒松智子

年末のバーゲンにもやって来ますよ!!!

2月前後の旧正月に訪日客が増えるだろうと思って、余裕を感じている皆さん。


もっと早くからその波はありそうです…



中国華西都市報によると、中国内陸の都市・成都市では、

1ヵ月後のクリスマスと元旦期間の海外旅行の予約商戦が始まっており、

今年は海外旅行の中で、日本と韓国路線が特に人気を集めているとのこと。

中国の大手旅行サイト"途牛旅行網"の調べによると、日本と韓国では毎年年末となると、

多くのショッピング施設で年末のバーゲン期間に入るため、これを狙った中国人観光客が増えているそうです。

日本ではブランド衣料が大幅に値下げされ、韓国では通貨・ウォンが値下がりしていることで、

より安く買い物ができるという理由から、人気が高いんですって。


年末バーゲンは、中国人と商品の取り合いになっているかもしれませんね。




山縣 玲子

中国人観光客ビジネスの情報

こんな記事が出ていました。


●中国人観光客ビジネスで成功する秘訣 (その1)

http://www.zai.ne.jp/articles/-/744


●中国人観光客ビジネスで成功する秘訣 (その2)

http://www.zai.ne.jp/articles/-/745


記事の中には、

言葉が通じる中国人店員で固めると旅行感が損なわれるので、日本人店員を残す配慮も必要だ。


とのこと。


細かい指摘だけど、わかるような気がします。

あまりにおせんだてされると、興ざめしますよね。

何事もバランス。


今回は、情報のみ。失礼します。


石川 浩代

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