この場所でどれほどの汗と涙と血を流しただろう。
それ以上にどれだけ笑っただろう。
僕の格闘技人生の始まりはこの場所からだった。
そんな場所が移転の為、無くなってしまう。
5年くらい居ただろうか。
長い時間をこのジムで過ごした。
プロも、指導者もここが始まりだった。
そんな場所が無くなってしまう。
中を見てみると、沢山あった荷物が綺麗に無くなっていた。
散々叩いて蹴りまくったサンドバックも。
特注で作った金網も。
残っていたのは青いマットだけだった。
最後だからマットにみんな何か書いている
これはきっと子供達が書いたんだろう。サッカー選手の名前ばかり。
意味がわからないのもあった。みんな思い思いのことを書いてある。
そんなマットの上で、一人真夜中に正座をし、一礼した。
最後は潔さが大事だと思い、颯爽と道場を後にしたよ。
もう来ることはない場所。
さようなら。
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