亡命者のブログ 元銀狼党相談役、市民革命指導

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学問の勧め

 人間というものは、大体、西洋も東洋も同じで、目が二つ、腕と足がそれぞれ二本づつ付いている。
 そしてまた、親がいて、祖父母がいて、将来は結婚して、家庭があって子供を育てるようになる。そしていつか、自分の孫ができて死んでいくものである。このような生き物であって、古今東西そんなに変わるものではない。

 そのような社会的な生き物であって、このような関係を、どう上手く生きて行くか、幸せに生きるか?どのように生きれば幸せか?という疑問が自然に湧く。
 そして4000年だの2000年だのの昔に、社会的な生き物である人間が、どう生きるべきか、どう生きれば、幸せを感じられるか。そもそも、幸せとは何か、ということを考えたり、みんなで相談したりして、自然に宗教的なものが発生したのだろうと思う。学問の勧めであるが、本来人間の一番自然で素朴な疑問に応えようとした学問分野は宗教であると思うが。少なくとも西洋人は、そう考える人もいる。教会と学校というものが同じ建物ということもあるのである。

 宗教についてさっと見ていくと

4,000年前 ユダヤ教
   聖典 旧約聖書
   教祖 未知、自然発生的
特徴
 一神教。旧約聖書、十戒で知られる、厳格な教えが特徴であり、のちのイエスキリストの誕生でその母体となる。
 日本では、一般市民の常識不足で、ドイツのホロコーストでの虐殺、アメリカを影で支配するユダヤ人、商売人、といった偏ったイメージしかない。
 ところが、アメリカでは、ニューヨークや、都市を歩けば、普通におじさんが歩いているし、宝石店を経営している。別に何も変わらない人達である。
 ドイツで、ユダヤ人がヒトラーに虐殺されたが、それは、ユダヤ教徒だったキリストが、自由と愛を大切にするような、当時の厳格なユダヤ教徒から異端視され、十字架で殺害されてしまった。ということから、キリスト教の熱心な信者が多いドイツで迫害され、そして大量虐殺に至ってしまった。
 しかし、このキリスト殺害から、2,000年経過しているにも関わらず、このような事が起こってしまった。宗教というものは、人間の精神基盤を成すものであり、大切であるが、危険性もあると指摘しておく。
 共産主義では宗教は禁止されてしまったということも常識である。この事はここで記述するには、話が大きくずれる。

 このような事は世界の常識であるが、なぜか日本では、まるっきりこの部分の知識が抜けている。

2,000年前 キリスト教
   聖典 旧約+新約聖書
   教祖 イエスキリスト
特徴
 一神教。イエスキリストは神ではなく、神の子として扱うのが、一般的であるので注意が必要である。ただ、日本でも仏教がそうであるように、宗派が沢山あり、解釈や理解にも違いがある。それに、神学部まであって、色々研究されている。
 また、ローマ法王がいて、一応、キリスト教の総本山である。カトリック、プロテスタントがある。
 西洋という世界ではキリスト教がメインで、ユダヤ教が共存している。聖典に新約聖書を含めるか否かの違いでしかなく、たまに、もめたりしている。

2,000年前 イスラム教
   聖典 コーラン
   教祖 マホメット
特徴
 一神教。中東、アジア、アフリカなどで、広く信仰されている。マレーシアなどでは、イスラム教、仏教、キリスト教が共存しているらしい。そういう意味で、他のアジア人は宗教というものがどういうものか理解している。勿論、どのような内容かも日本人一般よりは知識があるということを認識してもらいたい。

2,000年前 仏教
   聖典 仏典
   教祖 ブッダ
特徴
一神教。インド発祥で、日本でもお馴染みの宗教。坊主とお寺である。神社は仏教ではないので注意。
 インドから中国を経て、八世紀頃、日本に入ってきたらしい。
 日本人は意識していないが、この仏教の影響が少なからずあるので、それを指摘してみたい。
 まず、因果応報、輪廻転生、天上天下唯我独尊など。このような概念は普通、日本人であれば説明なしに
使っている。

2,000年前 日本神道
 聖典 古事記、新日本書紀
 教祖 邪馬台国の卑弥呼らしい 
特徴
 多神教らしい。
 日本中に存在する神社があるが、あれが日本神道の教会である。私が靖国神社に電話をかけて、日本人がおかしいから、聖典を教えれ、と聞いた張本人である。
 聖典と言っているが、かなり怪しく、開国時にこじつけた物であるのではないか。
 はっきり言って、古事記や新日本書紀で、倫理的な教育を受けた日本の一般人というのはいない。ただ、日本昔話は存在し、それのオリジナルが、その二冊に有るのかもと疑う。

 皆さんが子供の頃、親が読んでくれた、桃太郎で正義感を、鶴の恩返しで恩というものを、竜宮城で、弱い者イジメをしないということを、学んだはずである。この原典が古事記や新日本書紀にあるかも。
 聖典という、明らかなものはなくても、その民族、エスニックグループに、古くから伝わる倫理的規範として、誰でも知っていて、大人になって、何を今更というものが、宗教である。聖典がない物もあるかも知れない。日本神道の物も口頭伝承と言い、親から子に口頭で伝えられてきたらしい。

 日本では、オリジナルにこだわる気違いが、国民体育大会が大事と言い出し、大騒ぎしているらしい。死ねばいいのに。
 これは勿論、日本神道原理主義として、新しくテロリスト指定されるだろうと思う。世界の常識知らずが、宗教を作るとか、カルト教団みたいなことをしている。

 日本神道原理主義者が私をイジメる様子が、気づいたら聖書に載っている記述にそっくりで、海外の市民をビックリさせているようである。そういう事すら、知らない日本人が何か言っても、バカでしょと言われるだけである。本当に、頼むから世界の常識を勉強してくださいと言いたい。少年向けに描かれている、少年ジャンプを通勤途上に読む大卒がいるということも、何かがおかしいと思わなければいけないと思うが、どうだろうか。

儒教
別名 老荘思想
 子曰く、という漢文でお馴染みのものである。昔の侍は、これを儒学と言い勉強したらしい。これは中国の春秋戦国時代の孔子が、当時の皇帝や役人、統治者向けの宗教として広まったらしい。一般民衆向けではなかったが、現在では一般人もよく知っている場合もある。
 中国の世界ヘの影響は日本人が考えるより大きく、中国人が世界の中心というだけのことはある。一石二鳥、などの諺は中国発祥で西洋人も良く知っているようである。
 それに、お茶、火薬、漢方薬、漢字など、中国由来のものは数多く、日本の嫌中感情の連中は、どれほど立派な文明のつもりかと、恥を知ってもらいたい。他国を批判して、自国の犯罪から目を反らさないように注意していただきたい。