RMSの組立編です。

キットのパーツの内、ネジなどの細かい部品は組立順にブロックになっています。
最近のキットメーカーの流行りですが、とても作業がしやすいですね。


組立の最初に、カーボンパーツの断面の瞬間処理を行いました。
自分の場合は、最初に600番の耐水ペーパーで水をかけながら磨いていきます。
その後に綿棒に瞬間接着剤を付けて伸ばして付けます。一周塗布して乾いたらもう一度塗って終了です。
仕上がりの綺麗さを求めるのなら、瞬間を塗布した後にもっと細かい耐水ペーパーで磨いて、コンパウンドをかけると良いと思います。


取説のStep-1の最初、サイドリンクにSDP-57ボールを入れる際は、画像の下側に見える目印側からボールをはめ込みます。その後2x6mmネジを締め込んで、ボール内の2.5mmヘックスにレンチを差し込んでグリグリ回すとボールがなじみます。その後に2x6mmネジを1と1/4回転ほどゆるめてボールの動きが硬過ぎず、ガタが出過ぎずの場所をネジで調整します。
また、BAG-Aには2x5mmと2x6mmのネジが入っているので長さに注意しましょう。


Step-1の2工程目、ボールシートにボールを組み込む際、下側のプラパーツにボールを入れて少し押したときに、はまったように動きが渋くなる場合は、ボールが入る穴の上側のふちをデザインナイフなどで少しづつ面取りをしていくとスムーズになります。
やり過ぎるとガタが出るので少しずつ行うと良いでしょう。



Step-2のサイドリンクのシャーシ側の取付は2個有る穴の内の前側に固定します。



Step-3はそんなに難しい事は無いと思います。取説の注意通り、ガラス板の等の上で組み立てると良いと思います。


Step-4では、カーボンクロスブレースに3x10mmホーロービスをねじ込みますが、そのままだと真っ直ぐねじ込むのが難しいので、M3のタップで板厚の半分くらいの所までタップを切ると作業しやすくなります。全てタップを立ててしまうとネジが緩くなって走行中にスプリングテンションが変わってしまいます。

また、SDP-53 ⑥を3x10mmホーロービスにねじ込む際は真っ直ぐになる様に注意して下さい。
7mmのボックスレンチに入れてゆっくり締め込むと良いでしょう。


こうして、BAG-Aの組み立てが終了です。


Part-2に続きます。