最初のポイントはセンターピボットの組立。
まずはボールを16番パーツに奥まで入れてからボールシート(18番)を奥まで押し込みます。
その後に赤いボールナットを締め込みますが、受け側にタップが切ってあるのですがそれが緩いので樹脂部品のネジ部にほんの少量の瞬間接着剤を流した方が良いかもしれません。
ボールナットを締め込み過ぎるとリヤサスペンションの作動が悪くなるので、樹脂パーツが軽く動くように調整します。上の画像の状態まで組んでから調整するとやりやすいと思います。
センターピボットの前後位置調整も重要です。ここがずれてしまうとサスペンションの動作に引っ掛かりが出て、挙動が安定しなくなります。
調整がうまくいかない場合は片方のサイドリンクを外して、上の画像のようにリヤロアパッドブレースとボールのネジ穴が一致するようにすると合わせやすいと思います。
多くのリンクサスペンションの車体と同様、リヤがボトムした時にロアパッドブレースがシャーシから出っ張るので、その部分をヤスリで削っておいた方が良いと思います。
今回はそのまま組んで走行してみて、どの程度干渉するかを確かめたいと思います。
モーターマウントとロアパッドブレースの間に樹脂製のプレートを挟み、その部品にナットを入れますが脱落しやすいのでゴム系ボンドやシューグーで固定しておくとメンテナンス性が向上します。
ちなみにディフューザーとマウント用のパーツで約19gあります。
シャシーブレースにスプリングを取り付けるプラパーツ(33)を取り付ける際は、先にネジでタップを切っておくと装着しやすくなります。ちなみにプラパーツの外周は7mmのボックスレンチで固定できます。
シャシーブレースにセットビスを締め込む時は真っ直ぐ垂直になるようにねじ込みます。タップを使用すると緩くなりすぎる事が有るので注意が必要です。
それ以外は特に難しい所もなく、今日はここまで出来ました。
FRPシャーシなので瞬間接着剤処理等は行っていませんので、サクサク組立られました。
次はフロントサスペンションになります。