今回のお話は巻一第2話からです。
海賊王になるために航海を始めた主人公ルフィは
アルビダという女海賊のいる島に辿り着きます。
そこで、雑用係のコビーに会います。
コビーは小心者ですぐにあきらめてしまうタイプです。
そのコビーにルフィは言いました。
「おれはさ、海賊王になるんだ!」
それを聞いたコビーはびっくりして言います。
「死にますよ!?・・・・・・・ム・・ムリです!絶対無理!」
そしてルフィの答えはこうでした。
「おれがなるって決めたんだから、その為に戦って死ぬ
んなら別にいい」
この言葉を聞いたコビーはルフィの覚悟に驚きながらも
「海軍に入りたい」という自分の夢を強く意識し、ルフィに
宣言します。小心者ですぐにあきらめるタイプなのに・・・
このお話では、「覚悟」を決めた人間が発する言葉は、
それを聞いた人が「絶対無理」という意識を変化させる
ことができることを描いています。
「共鳴」というものは良いことにも悪いことにも作用します。
常日頃から前向きな発想で強い信念をもっていれば、
周りの人も「共鳴」して同じ方向にむかいます。
あなたが経営者として弱気になれば社員や取引先も
「共鳴」するものだと肝に銘じてください。
自分自身に覚悟がなければ、あなたが周りの人に「共鳴」
してしまうかもしれません。
お金持ちといわれる人々はそれを恐れてツキのない人や、
貧乏人との接点を持たないのです。
逆に、あなたは積極的にツキのある人や成功者に接触して
どんどん「共鳴」すればいいですよね。
【今回のまとめ】
・人間は周りの影響を受けやすいので有益な環境に
自分の身を置くことが成功への近道である。
では、この辺で・・・