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さきほど江戸川区を
スコールライン型の線状降水帯が通過しました。
雷こそ鳴りませんでしたが、
夕立のような土砂降りになりました。
線状降水帯には他にバックビルディング型などがありますが、
スコールライン型は比較的危険性は低いものです。
ひじょ~~にお久しぶりの更新です。
PWをよく覚えていたものだと我ながら感心しました笑。
さて、南岸低気圧がやってきますね。
天気図解析も兼ねて、動画にまとめたので
よろしければぜひご覧ください。
さんざんサボってしまい、久々の更新ですm(__)m。
東京は30℃近い暑さから一転、
12、13℃と「真冬の暖かい日」並みの気温になってしまいました。
そして、南海上には前線が停滞し、
梅雨のような長雨が続く兆候も見えてきています。
17日は、次第に気圧の谷が抜け、全国的に天気は回復傾向。
18日になると、再び西から気圧の谷が近づき、
天気は悪化傾向です。
19日は、一見関東に負の渦度が入ってるように見えますが……。
17日は、東日本を降水域が抜けますが、
西日本の太平洋側には、しぶとく降水が残る予想。
18日は東日本では降水はなくなるが、
高気圧の南の縁で、すっきり晴れるかわからない。
西日本の太平洋側は、天気は降水がありそう。
19日になると、南海上を低気圧が進んできて、
再び東日本も降水がまとまる予想。
関東平野に冷たい空気が溜まる兆しが出ており、
かなりの低温が予想される。
18日に激しい雷雨や雹に見舞われた都心……。
19日は18日に比べて、かなり大気の状態が安定しそうだ。
もし「雷雨があるかないか賭けろ」と言われたら、
私だったら迷わず、「雷雨はない」に賭けるだろう。
太平洋高気圧の勢力は弱まったままだが、
上空で暖かく、低層で気温が下がる……
大気の状態が「安定」になることがうかがえる。
18日朝にかけて、福島県や新潟県で
線状降水帯による豪雨があり、
レーダー解析で加茂市等、1時間に100ミリ以上と推定されます。
この線状降水帯は次第に南下、
関東南部では「雷雲」という形に変わって襲い掛かります。
雷雲は東進~南東進して、
都心北部や横浜に入ってきます。
雲は3~4つの系統に分かれたように見えます。
このタイミングで、猛烈な雨や雹が各地で観測されました。
雹のメカニズムについては、↓のブログに以前書きました。
※目指せ!雹(ヒョウ)マニア!!初夏は雹にご注意
850hPaには18℃(地上気温33℃相当)の暖気が侵入。
一方で、500hPaでは-9℃以下の強い寒気が入っていました。
低層で暑く、高層に寒気…
大気の状態が非常に不安定になっていたと言えます。
雹や激しい雷雲に見舞われた地域では、
1時間で15℃近く気温が下がりました。
なお、予想天気図を見た範囲では、大きな降水予想はなかったが、
大雷雨になってしまったパターンです。
最大985hPaに達した台風3号、
今朝8時に長崎市に上陸した。
山を上昇する際、中心付近の雨雲がひときわ発達。
その後、四国、紀伊半島に再上陸したあと、
東海から関東にもやってきた。
南海上にある台風本体の雨雲とは別に、
北側に活発な雨雲が……沿岸よりむしろ、
茨城や埼玉、東京で雨脚が強まり、竜巻注意情報も。
雨が強いエリアは引き続き、東京西部や埼玉、茨城。
横浜付近でもやや雨脚が強まってくる。
まもなく、関東に最接近か……。
19時を回るころから雨が激しくなり、
ところどころで1時間に30~40ミリ。
茨城県の常総市では2時間で129ミリ。
南海上を東進した台風としては、
かなり雨が強まったタイプと言えそうだ。