ビジネスは組織化するにしろ、
個人でするにしろ、
手を掛ける時間や手間を
極力少なくするための『仕組み』が必要です。
よく、自動化は駄目だ!とか
人材を育てることに時間や手間が掛かるし、
育てたと思っても離れていったりもするので
効果的にいかばかりか?
というようなネガティブ意見を耳にしたりします。
もちろん、自動化をせずに自ら手間暇を掛けた方が
良いことはありますし、そういった部分では
そうするべきです。
また、あなたほど優秀な人材はそうそういるはずもなく、
人を育てる視点においては手間暇は当然かかるものですし、
時には無駄にしてしまう可能性はあります。
しかしながら、ビジネスを大きくするためには
組織化するか、もしくは外注化して
自分以外の『手』を利用する必要になってくるわけです。
では、どうすれば良いのか?ということですが。
優秀な人の手を必要としない
環境を作れば良いのです。
どういうことかと言うと、
あなたのビジネスのことを熟知しているような
プロフェッショナルでなくても
ビジネスが回る『仕組み』を作ることが大切なのですね。
例えば、あなたが優秀なセールスマンで
毎日50件の飛び込みセールスを実施し、
コンスタントに5~6件の受注を取ってくるとします。
これはおいそれと誰かに真似できるものではなく、
ノウハウはあれど、そこにはセンスであったり
瞬時に相手の心を掴むオーラのようなものを持っていたりと
元々備えている資質の部分が多かったりもします。
なので、人の手を利用してあなたと同じ結果を求めても
期待通りになることは少なく、
平均的に言えば、2分の1、3分の1、時には10分の1
の結果しか得られないということがほとんどではないでしょうか。
それゆえに、特別なスキルを必要とすることも無く、
誰にでも簡単にできるような『仕組み』が
必要になるわけですね。
では、具体的にどのような『仕組み』が
必要なのかということですが。
まず、簡単にビジネスの流れを整理しておきますね。
ビジネスの流れというのは、『見込み客を集める』
→『見込み客を顧客にする』→『リピーター化する』
ということになります。
つまり、この3つの流れ
『見込み客を集める』
『見込み客を顧客にする』
『リピーター化する』
に対してそれぞれに仕組み化ができれば
安定したビジネスモデルが出来上がります。
そして、リピーター化するためには
まずもって顧客になって頂く必要がありますし、
顧客になってもらうためには
確率的には一旦見込み客になって頂かないと
いけないわけです。
そう考えると、まずやらないといけないことは
見込み客を集める仕組みが必要だということです。