weraの6角レンチ何が違うんですか? | ★工具屋てっちゃんの工具ブログ!

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昨日は9時間も寝てしまいました。。。
こんにちは、工具屋てっちゃんことファクトリーギアの澤山です。

普段は5~6時間の睡眠なのですが、昨日は11時から8時までしっかり寝て今日はすっきりです。
そんな朝、店内で目に留まったWERAの6角レンチについて、よくお客さんに聞かれることを今日はブログで紹介します。

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僕が持っている、このレンチ。
「この3つ何が違うんですか?」ってお店でもよく聞かれるんです。

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形が同じですから、よく分かりませんよね。

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まずこの2つ、
カバーの色が違うだけです。
ただそれだけ。
カラフルな方がよければ右のマルチカラーをお選び下さい。

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ところで、そのカラフルな6角レンチはPBが有名です。
写真右のPBが一番最初にカラフルな6角レンチをこの世に生み出しと思います。
でも、何ミリが何色って言う決まりも規格もなく、PB独自の配色なのですが、weraもPBと同じ配色です。
weraの社長がはっきりと仰ったそうです「PBと一緒にしました!」
はい、真似したんです。
というか、こういう話は結構あって、一番最初に作ったメーカーさんの商品が市場で人気になると、各メーカーさん似た様な工具を作るんです。このレンチの様にサイズを色分けなどすると、お客さんが困惑しないように?かよく分かりませんが、一番市場で出回っている商品にあわせます。

ホイール用のインパクトソケットの色分けもそうですよね。
黄色が21mmで赤が19mm青が17mmってどこが決めたかというと、Ko-ken です。
これも別に規格で定められているのではないのに、今ではKTCもそうですし、海外メーカーも同じ配色です。
この様なことって結構あるのです。

面白いですね。

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では、この2つは何が違うか?
カバーが付いているか?いないか?・・・それもそうですが、材質が違います。
右はステンレスなんです。
ステンレスは錆び難いということで、水のかかる現場はもちろん、ステンレスの6角穴付ボルトなどを締めるときはステンレスがいいんです。
鉄の工具は鉄粉をボルトに残し、それが錆びてしまうので、そう言う意味でもステンレスのボルトにはステンレスの工具がいいのです。

weraの6角レンチ、カラフルか?ステンレスか?好みや作業環境に合わせてお選び下さい。