握り易いグリップ、DEENの貫通ドライバー

今日は、庭に住み着いているアマガエルを久しぶりに見つけてちょっと嬉しいです。
こんにちは、工具屋てっちゃんことファクトリーギアの澤山です。

僕の後ろに見えます、庭の木、月桂樹の木なんですが、あそこにアマガエルが住んでいるんです。今年はず～っと見なかったので、心配していましたが、いました。。。

で、今日紹介するのは、カエルとは全く関係ないこちらのDEENのドライバーです。
このDEENのドライバーは、5年の歳月をつぎ込んで製品化され、DEENならでは拘りがいっぱい詰まっているんです。
特にグリップの開発にはとても多くの時間をかけました。

ドライバーって、押す力７の回す力３（中には8:2という人もいらっしゃいます）といわれる様に、カムアウトしない為にドライバーをネジに押し当てて回します。
その時に握り易く、力が掛け易いドライバーの方がいい訳で、グリップがとても重要なポイントになります。

でも、その握り方って人それぞれなんです。
特に日本人はお箸を使う文化から、モノの握り方にも日本人独特の持ち方があったりします。

例えば、この様にドライバーを立て使いする時、グリップを手の平で包み込み、お尻を押して、指先で回しますよね。

実は、DEENのグリップは、５角形の形状と異なる3種類の材質で出来ています。
真ん中の芯の部分は、シャンクをしっかり固定する為の固い材質で、周りの黒色はグリップ力を高める為のゴム状の材質で、そのゴム状の材質と芯を包み込む用にブルーグレーのちょっと硬めの材質からなっています。

だから、この様な立て使いの時、黒色のゴム状の材質が滑り難く、指先が掛かってとても回し易いのです。

また、ドライバーのお尻を手で包み込む様に握る場合、お尻がちょっと膨らんだ形状になっているので、手の形に馴染みとても握り易くなっています。

そして、力を入れて回したい時は、この様にぎゅ～っと握って回しますよね、この時もグリップのお尻のふくらみが丁度手の形に馴染み、力が掛け易いのです。

こんな風にして握る場合もありますよね、この時も、５角形と滑り止めの付いたグリップは、力を掛け易いんです。

グリップの形状は本当に大切ですが、シャンクや先端ビットも大切ですよね。
DEENのドライバーの先端は、ビスにしっかりフィットする為に先端のとんがった所を少しだけフラットに削っています。
このシャンク自体もイタリアの工具ブランドの最高級ドライバーと同じシャンクなんです。

6角軸は、ねじれにも強く、グリップで回した力を先端に効率よく伝えられます、またシャンクの根元にはスパナやメガネで回せる様にボルスターも付いているので、力を掛けて回したい時には助かりますよね。

そんなDEENのドライバーはこちらの6種類、プラスの１・２・3番にマイナスが先端幅5,5mm・6,5mm・8mmがあります。
もちろんセットとバラでありますので、いろいろな握り方をする方は一度お試し下さい。

最後の最後になってしまいましたが、DEENのドライバーは貫通です。