白黒付けない、答えを出さないことも大事 | ★工具屋てっちゃんの工具ブログ!

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こんにちは、工具屋てっちゃんことファクトリーギアの澤山です。

今日から3日間出張です、セントレアに向かうため名鉄電車に乗りました。
僕はこれに乗ると、中学生の頃、岡崎までこの名鉄に乗って数学専門の塾に通っていたのを思い出します。

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他の教科は苦手でも数学はなぜか好きでした。
多分答えが数字でハッキリ出るので好きだったんだと思います、僕は単純で時代劇でも悪者が最後にやられてスッキリするのが好きです、曖昧に終わる映画やドラマは好きではありませんでした。

だから、昔は、yesかno、白か黒、いいかダメか、なんでもハッキリ結論を出したがりました。
以前、税務署の監査員の言葉に腹を立てた事もあります。
僕の人間ドックの検査費用は経費と認められるのか?と聞くと
「私は、社長の健康は会社の為に必要と思うので経費と認めますが、他の監査員は、健康は自己管理だから経費と認めませんと言うかもしれません」
と言うのです。

その曖昧さに噛み付きました。
若かったんですね。。。

今では、白と黒との間のグレーの大切さもよく分かります。
今すぐに答えを出さなくてもいいじゃないか、と思える様にもなりました。

そういえば、動物の住む山と人が住む集落の間に里山があり、そのお陰で動物は集落には来ない、ところがこの里山がないと、動物は境が分からず集落に来てしまう。
そんな事を聞いたことがあるし、よくそんなニュースを見ます。

全てに白黒付けなくても、今すぐに答えを出さなくてもいい。
グレーゾーンがあるからものごとがうまく進む、よく考えるとそんな事がたくさんあるように思います。

身の回りに起きるいろいろな出来事に、答えを出そうとイライラせず、そんな風に思える心のゆとりを持って生きて行きたいな~、
と子供の頃よく乗っていた名鉄電車に乗りながら考えていたのはそんな事でした。。。