トルク管理についての勉強会しております。 | ★工具屋てっちゃんの工具ブログ!

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工具は、使いやすさや機能を追求した芸術品!そんな大好きな工具のことから 日々の出来事や感じた事を書いてます!!



こんにちは!工具屋てっちゃんことファクトリーギアの澤山です。
今日は、メーカーさんが来て勉強会をしております。

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なんの勉強かというと、トルク管理です。
車やバイクの整備には欠かせない、大事なことなんです。うちのスタッフが一生懸命聞いております。
しかし、難しい言葉を使っています。軸力がどうのこうの・・・。

ボルトって締まるとこまで締めればいいってモノではないのです。
力一杯締めればいいってモノではないのです。

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分かり易く、ご説明しますね。下の図が分かり易いのでご覧下さい。

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ボルトを締めると、ナットに引っ張られてボルトのネジ部が伸びますよね。
今度は伸びたら戻ろうとする力が発生します。
イメージは輪ゴム、引っ張ると戻ろうとする力があるからしっかり止まりますよね。

ボルトも一緒で、伸びて戻ろうとする力が一番強い時が一番締まっているんです。
でも、それを越えると、伸びきってしまい戻ろうとする力が無いので、締まっていない、更にそれ以上やると、伸びきってちぎれてしまいます。

だから、一番丁度いいところで、これを規定トルクといいますが、この規定トルクで締められる様にトルクレンチがいるんです。

当然ですが、規定トルクは、ボルトの太さや材質によっても違います。

手の感覚というのは非常にいい加減なものです、気分によっても変わりますからね!
だからトルクレンチが必要となるのです。

また、トルクレンチもいろいろとあります。使う目的や使い方に合わせて選ぶといいですよ。
KTCのデジラチェなんかはトルクの狂いも少ないので、使用頻度が少ない方にはオススメですね。
素早く、作業したい時はプリセットタイプとか・・・
好みもありますが、高いモノですし、頻繁に買い替える物ではないので、お店の人に相談しながら選ぶのがいいですね!