スイスのドライバーメーカー「PB SWISS TOOL」
ドライバーをはじめ、6角レンチなどねじ回しの工具では、とても人気のあるメーカーです。
このPBのマイナスドライバーにはちょっと特徴があります。
それは、ドライバーの先端です。
写真右がPBのマイナスです。
見てお分かりのように段が付いていますよね。
写真左の通常のドライバーはテーパーになっています。
これは・・・
テーパーだと、線でねじに当たりますが、PBは平行になっているので面で当たります。
その為、しっかりとトルクを伝達できます。
また、一般的なマイナスドライバーだと、写真左のように、舐めやすいのですが、PBは面で接触するので、ねじの頭を舐めにくいのです。
そして、もう1つ
先端の両隅が取ってあります。
これは・・・
皿ねじを締めこむ時は、上の写真の右側のようになるので、相手にドライバーのはみ出した角が当たらないようになっているのです。
よく考えてあります。
まあ、最近マイナスのドライバーはあまり使われなくなりましたが、PBのマイナスドライバーにはこんな拘りがあるのです。
ただ、ドライバーをタガネのように使う方にはPBのマイナスはオススメ出来ません。
ねじを回すのがドライバーでタガネは別にちゃんとありますので、そちらをお使い下さい。