お客さんの自作工具、
お仕事にもよりますが、自作しやすい工具と言えば、ドライバー、プライヤー、レンチ関連でしょうか?
よく使う工具でもあるので、もう少し短く、長く、薄く、細く、曲がって・・・などなど、現場の作業性を上げる為に、その人の使い方、スタイルでそれぞれ拘りがあり、使いやすいサイズがあるのです。
お客さんは、「こんなのが欲しいんだよ~」
と言われますが、サイズに関しては、人それぞれなので、それを製品にしようとすると、とても難しい。
だから、世の中に無い→自分で作るしかない→自分だけのスペシャル工具→愛着の逸品
となります。
そのままでも使える工具を削ったり、切ったりくっ付けたり、その行為はちょっと寂しい気もしますが、結果姿を変えて大事に使われるので、それはそれでありかな、と思います。
Yさん自作のビット差し替えドライバー
MACのグリップに、snap-onのラチェトドライバー用のシャンクを圧入してあります。
グリップの大きさ、シャンクの長さ、これが丁度いいんですって。
それぞれの部品は、そこそこするので、とっても高価なドライバーになるわけですが、値段ではないんです。
自分が考えた、自分だけの使いやすい工具。
それが出来て使える歓び!そこが大事なんですよね。
そして、純正っぽく見せるキレイな仕上がり!
ここも大事です。
Yさんの自作ドライバーは他にもあります、また紹介します。