政権交代後初の本格的な国政選挙となる第22回参院選の立候補予定者が9日現在で404人に上っていることが、読売新聞社の調査でわかった。

 内訳は選挙区選(改選定数73)が235人、比例選(同48)が169人で、前回2007年参院選に立候補した377人をすでに上回っている。

 立候補予定者の増加は、民主党が改選定数2以上の選挙区に複数の候補を擁立したことや「第3極」を目指す新党が相次ぎ結成されたことが影響した。最終的な立候補者数はさらに増えると見られる。

 選挙区選で、民主党は前回比15人増の60人、自民党はほぼ前回並みの49人の擁立が固まった。沖縄を除くすべての選挙区で民主、自民の公認、推薦候補が対決する見通しだ。

 民主党が議席独占を目指す2人区の行方などが選挙戦の注目点となる。比例選には、12の政党や政治団体が候補の擁立を準備している。

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