Project 999

「海外でのプライスレスな思い出、教えて！！」とのお題目。

これは自分の得意分野なので、エントリー！

年末年始に行った南極-アルゼンチン旅行についてです♪

いや～、まず何って、とにかく遠い！(笑) この一言につきます！

南米最南端の町、ウスアイアまで丸2日、そこから船でまた丸2日。

南極大陸まで片道4日、通しで16日間の長旅でした！

ウスアイアでは船に乗る前に前泊をして、トレッキングという名の

雪山登りをしたのですが、それこそ日本で今、生活している格好で

登ったりしたものですから、スニーカー(しかも一足しか持っていっていない)は

ビショビショ。。。服も軽装だったもので、吹雪に吹かれ、

ひたすら凍え…というお馬鹿ブームに乗った所業をしておりました。

しかも、今回はお馬鹿所業の連続…、、、

どういうわけだか、南極の海に飛び込みました！日本人は自分しか

いなかったのですが、Go！Go！みたいなノリになり、ザブンと

海外にいるのに、それこそ飲み会で「一気！一気！」と煽られてる感じでした

メチャメチャ寒かったですよ！人間ってホントに凍えると

硬直するんですね～。初めて知りました。

そして、南極から南米への戻りで迎えた自分の誕生日。

恒常的に波の高いドレーク海峡越えで船酔いになりました。

行きは目新しい物事を追いかけて、興奮していたせいか

船酔いは平気だったのに、帰りは本当にボロボロ。。。

自分のキャビンから一歩も外に出ず、食事は一口も食べる気にもなれず。

500mlのペットボトルを2日間かけて飲んで、トイレは一日一回。

それ以外はずっとベッドの上！という悲しい状況で自分の誕生日を迎えました。

如何せん戻りの48時間ずっと震度4～5くらいの揺れが絶えず続いている状況です。

ひたすら吐く、吐く。(苦笑) 胃の中がからっぽで完全に廃人と化していました。

さらに、さらにウスアイアから帰りでは、最終日に

再びトレッキングをして帰ったのですが、飛行機の離陸時間のことを

考えず行動をしていたら、乗り遅れそうに。。。

15:15発予定の飛行機に乗るところ、15:00に空港着。。。

空港に向かう際には、「乗りはぐった！」と、流石に半ば諦めモードでした。

幸い、飛行機が1時間遅れていたので、偶然セーフで助かったのですが、

久々に生きた心地がしなかったです。

以前、旅行の際、パスポートを忘れるという失態をしたことも

ありましたが、やっぱり「時間には余裕を持って」が基本ですね。

…と、まぁ、お馬鹿な行動は置いておきまして、肝心な南極はどうだったかというと

ただただ「圧巻」の一言です！
※右手に小さく映っているのが船で、鳴き声はペンギンのものです。

よく思われがちなのは南極には何もないよね？と

思われるところが一般的なところだと思います。

確かに何もないのですが、その自然美や音、そこに生きる動物は

見聞きしていて不思議と飽きないんです。時間が変われば環境も違う

みたいな感じで自分を取り巻いている世界が変わるんですね。

瞬間、瞬間が刻々と変化しているのを感じられて新鮮でした。

特に今回、写真を沢山撮っていたせいもあるのか、

まだまだ他の魅せ方もあるんだろうな～と感じた次第です。