第19回 選択式のコンボボックスを作る | トニー電の.NETプログラミング講座

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一応、期間限定ってことで。

Hello everybody !!! 皆さん、C# programing 頑張っていますか?

皆さんと一緒に .NET プログラミングを学んでいく、「トニー電」です。今日も張り切っていきましょう。

今日は、分類の選択方式を、リストからだけ選択できるように変更します。

■コンボボックスをリスト選択にする

分類の ComboBox コントロールですが、コントロールを貼りつけただけでは、テキストの入力が可能な状態になっています。このままでも良いのですが、色々な単語が入力されると後からこまりますよね。なので、リストの中から選択できるようにします。

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プロパティウィンドウで、DropDownStyle プロパティの値を「DropDownList」に変更します。

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これだけで、簡単にリストを変更できます。

試しに実行してみましょう。入力ができずに、選択だけのコンボボックスになっていることが分かりますね。

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■入力できる文字数を制限する

入力した Card データをデータベースに登録しようとする場合、文字数が制限されていることに注意してください。XML形式やカンマ区切りのテキストデータの場合には、長い名前や振り仮名が入力されても大丈夫なのですが、データベースの場合には、なんらかの制限がかかっているのが普通です。

ちょっと難しいですが、データベースの住所録のテーブルが次のように定義されているとしましょう。

CREATE TABLE Card (
id int not null,
ruby nvarchar(50),
name nvarchar(50) not null,
kind int,
zipcode char(7)
address1 nvarchar(100),
address2 nvarchar(100),
telephone varchar(20),
fax varchar(20),
ktai varchar(20),
mail varchar(50)
)

このクエリ文から、データベースに保存する時の文字数が制限されていることが分かります。


関係のあるところだけ抜粋すると、


















振り仮名 ruby50文字以内
名前 name50文字以内
住所1 address1100文字以内
住所2 address2100文字以内
メール50文字以内

ということになります。


これは、TextBox コントロールの MaxLength プロパティに設定します。


MaxLength プロパティは、フォームに並べたときには 32767 文字に設定されています。


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この値を、表の通りに入力していきます。


■実行してみましょう


デバッグ実行して、最大の文字数を入力してみましょう。


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登録ボタンをクリックして、出力ウィンドウを確認します。


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さて、今日はここまでにしておきましょう。


明日は、いよいよ入力した住所録のデータをファイルに保存するところを記述しましょう。


では、See you again, bye bye !!!