トルコのイスタンブールから、韓国仁川に向かう大韓航空内で読んだ一冊
沢木耕太郎=ノンフィクションと思い、読み進めるが誰のことを描いているのかわからない。
ポケットの中にしまい込むナイフ
おかまの元プロボクサー
銭湯でのおかまとの対話
やっとフィクションとわかるのに100ページ程よんでたかな?
おかまをめった刺しにして殺してしまったも知れないのに、そこから逃げ去る主人公
屈折した考えの先生から、一目置かれる勉強そっちのけの主人公
そしてラストの血の味
昨日まで旅をしていたトルコの地下都市カイワルクを想像させる地下都市の描写が
最後に記憶に残った。
以前読んだことのある深夜特急、ギリシア、トルコ編を何故か続きの話しとして
再読したくなりました。


