エリック・クラプトンについて思い出すままに | 三太・ケンチク・日記

エリック・クラプトンについて思い出すままに

ニュースによるとエリック・クラプトンは来年、ドラムのジンジャー・ベイカーとベースのジャック・ブルースと共に伝説のバンド「クリーム」を再結成、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール で1週間コンサートを開くということです。そういえば、アルバート・ホール、見に行ったな~、いやいや、前を通りかかっただけですが、ポールの歌っている箇所でアルバート・ホールが出てくるのでちょっと知ってました。

そうそう、話はアッチコッチ飛びますが、ロンドンに夜着いたのですが、その足でホテルに入り遅い夕食をしている時に流れていたのがピンク・フロイドの曲「Money」!あ~、ついにロンドンに来たんだな~、と実感したわけです。そのホテルがハイドパークの前で、その向こうがケンジントン公園、その前にロイヤル・アルバート・ホールがあり、その向こうにバッキンガム宮殿があるというわけです。ハイドパークは1951年に第1回万国博覧会が行われたところ。朝起きて、ホテルの窓から公園を見ると、何匹かのウサギがピョコピョコ歩いていました。

ロイヤル・アルバート公とは、なにを隠そう、ヴィクトリア女王の夫君なんですね。ザクセン・コーブルク公アーネスト一世の次男、つまり、ドイツ人なんですね。いかにもドイツ人らしく、堅い感じの生真面目な学級肌の人物だったようです。万国博覧会の言い出しっぺで、王立委員会の総裁でした。で、万博の収益で建てられたんですね、アルバート・ホールは!まあ、そんなことはこの際どうでもいいことですが。クリームは、'68年にそのアルバート・ホールでファイナル・コンサートを行なっています。

僕が最初にクラプトンのことを知ったのは、ビートルズの2枚組のアルバム「ホワイトアルバム 」ですね。ジョージ・ハリソンの曲「While My Guitar Gently Weeps」で、クラプトンとジョージが掛け合いで演奏しています。泣くようなギターの音色で一躍有名になりました。その前か後か、今となっては定かでありませんが、ジョージのアルバム「オール・シングス・マスト・パス」などに参加しているんですね。奥さんもジョージの元奥さん、パティだったかな?その後、どうなったか、詳しいことは分かりませんが・・・

ですから僕は、「クリーム」時代のクラプトンは、同時代的には知らなかったんです。その後、何枚かのアルバムは手に入れましたが、その中に「White Room」「Sunshine Of Your Love」などのヒット曲が入っていたというわけです。もちろん「いとしのレイラ」も!
僕がクラプトンのことでしっかり印象に残っているのは、ジョージが主催した難民救済のための「バングラデッシュ・コンサート 」ですね。茶色の箱入りのアルバム はもう何回も聴きましたし、映画 ももちろん何回か見ました。ステージの上では、参加者の中では控えめなクラプトン、煙草をくわえながら弾くクラプトンのギターソロ、最高にかっこよかったのを覚えています。

最近はもっぱらスローバラードですね。「Change The World」「Wonderful Tonight」はアコースティックギターの名曲ですね!そうそう「ハスラー2」の主題歌もありますね!
ということで、思い出すままにエリック・クラプトンに関して、僕の知ってることだけですが・・・