平泉・中尊寺-3 | 三太・ケンチク・日記

平泉・中尊寺-3

迦陵頻伽とは、上半身は人の姿、背中には翼をもち、下半身は鳥の姿の、極楽浄土に飛ぶという空想の鳥です。僅か30cm四方の金銅華鬘、その中に透かし彫りにされた迦陵頻伽を見るのが、実は中尊寺へ行った目的のひとつでもありました。昨年公開されて映画賞を総なめにした話題の映画「赤目四十八瀧心中未遂」の中で、主演の寺島しのぶの背中一面に迦陵頻伽の刺青がしてあったことで、是非とも見てみたいと思ったわけです。