神保町で中国語を | 三太・ケンチク・日記

神保町で中国語を

地下鉄の神保町駅から階段を上るとそこはもう神保町の交差点。階段の途中には岩波ホールの上映している映画の大きなポスターが目に入ります。

宮沢りえのポスターですね。岩波ホールでは「父と暮らせば」を上映しています。キャストは宮沢りえ、原田芳雄と、浅野忠信。見た人でいいという人が多いですね。なかにはまどろんだ、という豪傑もいますが。宮沢りえはもうちょっと太った方がいいという人もいます。確かにサンタフェの頃はピチピチとして健康そのものでしたが、いつの頃からか激痩せになっちゃいましたが。

浅野忠信、根強いファンがいますね。「珈琲時光」にも出ているそうですが。白山通りに面するところにある誠心堂書店、主人公の一青窈がよく行く珈琲専門店「COFFEE ERIKA」とか、天ぷらの「いもや」とか、神保町界隈のお店が出てくるらしい?どうということもなく、淡々と時間が流れていく、そんな映画だそうですが。さもありなん、小津安二郎監督へのオマージュだとか!一青窈の歌「ハナミズキ」も、いいですね~

白山通りと靖国通りの交差点に面する岩波ビル、最近1階のテナントが変わったので、前とはちょっと印象が違った感じが。でも変わってしまうと前はなんだったのか、まったく思い出せない。岩波ビルの前の広場で今日は「青空掘り出し市 一年一度100万冊の大バーゲン」の看板が。大声でお客の呼び込みを、まあ青空市だから、正確には呼び込んでるわけではありませんが。ざっと見ましたがそうそう掘り出し物が見つかるわけはない。そこが岩波会場。もう一つ、駿河台下交差点際の三省堂会場はそんなに大きくない。

その間を結ぶのがすずらん通り。知り合いの絨毯屋さん、カフェのようなお店になっちゃってました。まあビルを持ってるから、1階は人に貸して、自分は悠々自適に入ったのか?南側の再開発ビルが出来てから、商店街の人の流れは以前とは変わったのだろうか?あれほどいたネズミたちは何処へ行ったのか?

いつもの通り東京堂書店前のショーウインドウで、ベストセラー本のチェックを。あった、あった、さすがに本屋さんも商売ですね、目に付くところにしっかり飾ってあるよ。舞城王太郎の「好き好き大好き超愛してる。」なにしろ表紙がピンクで、しかも本のタイトルがチョー恥ずかしい、ときている。最近あちこちで話題になってます。もちろん僕は買いませんよ、そんな本は。

ちょっと早く着きすぎたので、靖国通りのスターバックスでコーヒーなんぞを一杯飲んで一休み。
さ~てっと、今日は知り合いの編集事務所の妙齢の女性、中国の人なんですが、月2回の3ヶ月間、中国語講座をしてくれるということで、神保町まで出てきました。まずは入門編、ア~とかウ~とか声を揃えての発音の練習から。なにしろ覚えの悪い連中ばかりなので、本日の予定「自分の名前を話す、相手の名前を聞く」まで、とても行き着きませんでしたよ。世界の中で1/3の人が話しているという中国語、ニイハオシェシェサイツェン、この三つしか知らない大人が集まって、果たして日常会話位、しゃべることが出来るようになるのでしょうか?