大量不法投棄に「ハタハタ迷惑」

ハタハタ約百六十キロ(約五十箱分)を地中に埋めて捨てたとして、
鯵ケ沢署は十八日、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで、
会社員男性(45)と同僚男性(59)=ともに深浦町=を摘発した。
二人は「知人から大量にもらい処分に困った」と容疑を認めている。

 調べでは、二人は今月十五日午後二時ごろ、
同町の山中に重機で穴を掘り、ハタハタ約百六十キロを捨てた疑い。
会社員男性は知り合いからハタハタ約六百キロ(約二百箱分)をもらい、知人らに配っていた。
捨てた百六十キロは「どうしても配りきれなかった分」だという。
同僚男性は、処分方法を相談され、地中に埋めることを提案した。
同署は二人を書類送検する方針。

 県水産振興課によると、本県日本海側の今年のハタハタの水揚げは、
昨年の約百四十五トンを上回る豊漁の見通し。
水産関係者からは「信じられない」「もったいない」と不満の声も。
三十年近い不漁続きから二〇〇二年に復活したハタハタだが、豊漁で一転、捨てられる始末。
「魚にとっては、ハタハタ迷惑な話だろう」と、捜査関係者も思わず同情のコメント。
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これ書いた人の満足した顔が浮かぶわ。
これがウチで取ってる青森の新聞だと思うと
こっちが恥ずかしくてハタハタ迷惑なんですけど(笑)