帰り道に、棚田が見たかったけど、
時間がないので、行かないことにして、
Googleマップで、『清津峡渓谷トンネル』を検索して
行くことにしたのですが、
何故か、いつのまにか、小山の「角間」になっていて、
『清津峡渓谷トンネル』の手前の山道を登って
細い山道をひたすら進むと、何もなくて、
調べたら、「角間」になっていました
おかげで、山間の棚田を見ることが出来ましたが、
細くて片側が崖の道を登り行きた心地がありませんでした
愛車が軽自動車でよかったって思いました
車から出て写メしたかったのですが、一車線しか無い道路で、
すれ違いができない上、道が細くて怖すぎて出ることが出来ませんでした
この後、ちゃんと『清津峡渓谷トンネル』に着きました
調べると、
▶︎黒部峡谷（富山県）、大杉谷（三重県）とともに
日本三大峡谷の一つに数えられている「清津峡」
清津川を挟んで切り立つ巨大な岸壁がＶ字型の大峡谷をつくり、
雄大な柱状節理の岩肌とエメラルドグリーンの清流が、
訪れる人々に深い感動を与えます
▶︎清津峡の岩崖は柱状の岩の寄せ集めで（六角形の鉛筆を束ねたようなイメージ）
一枚岩ではないため、岩は硬いが、もろく崩れやすい
その為、清津登山道で落石事故があり、以来、この歩道の通行は一切禁止となり
地元や観光客から、柱状節理の峡谷美が見事な場所（屏風岩）を
見ることができるようにしてほしいとの要望を受け
歩道の代替施設として、国立公園としての外観を損なわずに
峡谷美を安全に鑑賞することができる「歩道トンネル」の建設が決まった
▶︎更に、開坑後、20年以上が経過する中で入坑者数は年々減少し、
年間5万人程度まで落ち込んでいた。こうした状況を打開するため、
十日町市・津南町で3年に一度開催される
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」に合わせてリニューアルした
2018年（平成30年）4月
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」の作品として
トンネル施設のリニューアルとエントランス施設を新設（作品名「Tunnel of Light」）
2021年（令和3年）4月
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2021」の新作として第二見晴所に作品を追加
▶︎清津峡渓谷トンネルの全長は750m
3ヶ所の見晴所とトンネルの終点となるパノラマステーションからは、
素晴らしい峡谷美を堪能することができます
特に、終点のパノラマステーションでは、
峡谷の景色を水鏡で反転させた幻想的なアート空間が広がります
駐車場から少し歩いていく道には、山草などが咲いていました
大きな岩 ホタルブクロ
露草 オキザリス
入り口で、入坑券を購入
薄暗いトンネルをひたすらに進んでいきます
トンネルに通路
5つの異なる色が彩る光のトンネルがあります
最初の見晴所
何もデザインされていないトンネルです
ここから見える景色です
第二見晴所
外を流れる清津川の激しい流れが、見晴所に流れ込んでくるように
壁面と床面を黒と白のストライプで覆われています
中央に置かれた鏡面で仕上げられたトイレがストライプを反射して
異空間を作り出しています
どの角度でとっても、面白い
ここで見える景色
第三見晴所
湾曲した壁に散りばめられた露のしずくのような形の鏡が、
外の風景を反射しながら内部に取り込む
自分の姿もまたさまざまな角度で反射し、超現実的な空間を作ります
ここで見える景色
最後のパノラマステーション
清津川の景観を反射して映す「水盤鏡」が幻想的な眺めを作り出す
半鏡面のステンレス板が全体を覆い、荒々しい岩の形、鮮やかな緑、
青緑色の河水をさまざまな反射によって内部に取り込みます
ここから見える景色
ここでは、浅いところは、1，2センチの水が張られているので
トンネルの先まで運動靴で行くことが出来ます
パンフや入坑券には、人がこの場所で立っている姿が載っています
人が多い時は、うまく反射の写メが撮れないそうですが
今回は、ほとんど観光客がいない為無人のトンネルを写メしました
この後戻り、
入り口近くにあるエントランス施設で、ソフトクリームを頂きました
とってもミルキーで濃厚で美味しかったです
帰り道、蓮の畑を見つけました
大きな葉を広げ、ピンクの花を咲かせていました
初めて見る蓮の花です
この後家路につきました