前回(13年夏~14年1月までのFX口座の変化動向、FX口座の変化動向その2)からだいたい半年経ち、自分の中で恒例となっているFX業者のチェックを行いましたので、今回は14年1月から8月の期間のFX業者の変化の動向をまとめていきたいと思います。<0増3減>まず業者自体の増減ですが、これは0増3減でした。増えたところはなく、3つの業者が撤退や事業譲渡を行っています。もちろん独自調べなので誤差はあるでしょうが、業界の衰退が見られた感じです。ちなみに撤退予定というか、「運営的にもう無理だな」と思う業者は4つほどありました。ですから次回(来年1月)のチェック時にはまた衰退が見られるだろうなと。このあたりには容易に推測できる理由もありますが、それは後述します。<スペックの変化>スプレッドの変化は大きく上昇したところも少なくない一方、大きく減少したところもあり、また誤差程度の修正を行ったところも多数ありました。全体で言えばそれほど変わりないと思います。大手は減少傾向、中堅は拡大傾向という感じでしょうか。最大注文数量については全く変化がありませんでした。もう充分に下がっているので、これ以上下げる必要がなくなったのでしょうか?スワップポイントについては豪ドル円を基準に判断しているのですが、1月以降豪ドルの政策金利が下がったわけではないのに、スワップ自体は下がっています。だいたいどこも1万通貨あたり10円程度下げてきています。前回も書きましたがスワップ自体の注目度が低いため真っ先に切り捨てられる要素になったのだと思います。<付随サービスの終了>先ほど「衰退が容易に推測できる」と書きましたが、その理由は付随サービスの終了にあります。今期の調査ではとにかく付随サービスの終了が目立ちました。取引量の減少から撤退が相次ぐCFDサービス、また一時ブームとなったミラートレード、また情報サービスの終了や複数用意されていた口座種類を統一するなど、FXトレードに必須ではない要素は切り捨てられている現状です。これはCFDサービスが撤退せざるを得ないことと、またバイナリーオプションの規制で利益率が下がったことが影響し、事業規模を維持できないからだと推測できます。さらに問題なのが、今年10月の「大証FX(OSE-FX)」の休止です。「OSE-FX」と名称が変わったことすら知らなかったぐらい不人気の「大証FX」ですが、今年10月23日をもって取引休止となります。取引所取引ということではありますが、店頭取引にも申告分離課税が適用されたこともありますし、「くりっく365」の方が人気が高いため必要性は低かった背景があります。これをメインにした口座ではすでにサービス終了を決めているところもありますし、また店頭取引のメイン口座と共に運営しているところもありますから、前述したように事業規模が維持できなくなる可能性はあるでしょう。ということなので、来年の夏ごろまでに10社程度の撤退があるのではないかと予想しています。「大証FX」関連で3~4は減るでしょうし、すでに運営が危ういところもいくつかありますから、FX業界が大きく衰退する1年になるのではないかと思います。関連記事・時代はマイナススプレッド!? その可能性を追ってみる・何かがおかしい「日本人のFX事情」のデータ・カバー取引 顧客の損は業者の利益
0から始めるFXブログ
...
