私はあまりパリに憧れてたわけではなかったが、華やかなイメージを持っていた。

おしゃれな人々。おいしいパン。キレイな街並み。

当初ホームステイをした所は16区の高級住宅街。エッフェル塔まで一駅。とにかく高級住宅地だったけど、めちゃくちゃうんこが落ちてた。
歩いても歩いてもうんこ。しかも犬がでかいからうんこもでかい。
キレイな景色なんてみてたらうんこを踏む。そんな日常。

そしてホームステイのイメージって、陽気なパパとママ。可愛い子供たち。休日には車でどこか連れてってもらえて、バーベキューなんかしたり。そんなイメージだった。

ホームステイ先は歳の差夫婦で、パパとは呼べないくらいよぼよぼ。そして認知症っぽい。1人娘は25歳くらいでとにかくめちゃくちゃ気が強い。

家の空気はめちゃくちゃ暗くて、みんな揃って食べる夜の食事はめちゃくちゃ地獄。要介護的なおじいちゃんにブチ切れる娘。

もう居れなくてさっと済ませて部屋でめちゃくちゃポテチ食べた。



パリに住んで5年、思えばこの2ヶ月間のホームステイが1番地獄だった。

ホームステイ最終日に、ステイ先の家族に手紙を読んだら、めちゃくちゃよくキレてる一人娘が泣いてた。謎すぎて引いた。
帰り際にお礼として部屋にしけった柿の種を置いていった。

ステイ先の家族に、絶対また連絡してね!!!!って言われたけど1度も結局しないままもう4年すぎた。

後悔はしてない


#パリ#ホームステイ#地獄