いんげんブログ〜「豆子」の栽培日誌〜

いんげんブログ〜「豆子」の栽培日誌〜

いんげんの娘「豆子」はダウン症持ち。
地域の小学校の特別支援学級5年生です。
豆子のことや日々の雑感などをつらつらと・・・


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もう2週間も経過してしまったのだけれど・・・

4月30日に、学校を転任された先生がたの『離任式』が行われた。

豆子が大好きだった介添えのK先生も来てくださり、

豆子はその離任式で、K先生へのお手紙を読む大役を任された。びっくりちゃんあせあせ

この大役は、担任の先生の計らいによるもので、とても有難いのだけれど、

最近の豆子は、大勢の人の前で話をすることが苦手になってきている。ウキャー!

全校生徒と先生を前にして、しかも体育館の壇上で、

果たしてうつむくことなく手紙を読めるのか


まずはK先生への手紙を、担任の先生といっしょに考えるところから始まって、

その手紙を読む練習を家でやることになっていたのだけれど、

豆子、サボってばかりでいっこうに読む練習をしようとしない

案の定、クラスでのリハーサルで読むことができず、

その日は居残り練習と相成った。

さて、それから家での猛特訓が始まった

豆子は原稿を見ながら読むよりも、暗記したほうがスラスラ言葉がでるので、

お風呂に入りながらも、散歩しながらも、寝る前にも・・・

と抜き打ちで言わせ、ひたすら暗記の練習に努めさせた


そして、いよいよ本番の日

直前のクラスでのリハーサルでは、あんなに練習したにもかかわらず

なぜかかたくなに読むことを拒否ったらしい・・・え゛!・・・。

そのかわり「本番ではちゃんとやるから大丈夫!」という豆子の言葉を

担任の先生が信じてくださり、ぶっつけ本番に近い形でK先生へのお手紙を読むことになった。

そのお手紙の内容はコチラ・・・これ


K先生へ

いつもいっしょにいてくれてありがとうございました。

「背中かいて~」といえなくてさみしいです。

K先生、だいすきです。

せんしゅう、こうりゅうえんそく(交流遠足)であえて、うれしかったです。

私は5年生になりました。

はるな(榛名)に行くのでがんばります。

先生、またあそびにきてください。

5年5組 ○○豆子



本番では、みごとに大成功だったらしい拍手

担任の先生も思わずホロリときたと言ってくださった。

さて、肝心の豆子・・・

やり切った感満載の“ドヤ顔”で帰宅した。かおきらきら!!キラキラ


「お手紙うまくいった?」

「うん」

「K先生、どうだった?」

「泣いてた」


・・・・・母も思わずホロリと来そうなったわ涙

あれから豆子の中では、K先生のことは吹っ切れたようで、担任の先生いわく、

『豆ちゃん、離任式でちゃんとお別れしたんですね』と。

今回の出来事で、ひと皮むけてちょっぴり成長できた・・・のかな

う~~~ん。。。相変わらずなところもあるけれど

まあ、そういうことにしておこう。
>w<
ゴッドハンド