星空が美しかったです。
真夏でしたので、日没時間が遅く、日の出が早い期間でした。
夜、空を見る余裕がある時間は、夜の瞑想が終わり、消灯までの間で、部屋を出て、歯ブラシを銜えている時間くらいです。
空を見上げると、天の川がくっきりと見えます。星が無数に輝いています。
山が迫った谷筋の施設ですので、空は狭いですが、ほんとうにきれいでした。
早朝4時に起床した時間も、外は星空でした。
顔を洗って、玄関に入る手前で見上げた空も、暗く星が光っていました。
日の出は、早朝の瞑想の時間中です。
換気のために開け放たれた窓からの光が、いつの間にか明るくなっていました。
実は、一番いいのは、早朝の瞑想の直前に窓の外に広がる空です。
東に開けた地形です。その空は、薄く色づき始めて、俗にいう朝のマジックアワー。
赤や紫、空の青などが入り混じった美しさです。
この施設の名称 ダンマバーヌ とは「ダンマの暁光」という意味です。1989年の開設時にゴエンカ氏が来られた時に名付けられたそうです。
ダンマとはサンスクリット語ではダルマ 自然の法則とか真理という意味があります。
この東の空の光が、この名前の由来なのかもしれないと感じました。