モンキーで初の「キャンプ」に行って来ました。

 

普段、一緒にツーリングに出掛けている刀モンキー乗りのプロペラさんからお誘いを受け、念願の「お泊りキャンプ」を行うことに!!

 

朝の10時に寝屋川市のコンビニで待ち合せ。

 

 

私の方が近いので先に到着です。

 

 

今回のMyモンキーの状態。

 

先日、試し積みの時より、いざ実際に行くとなると荷物は増えるもので、めっちゃアンバランスな姿になってしまいましたよ ( ̄▽ ̄)

 

 

キャリアに積んだホムセンBOXにはヘルメットにも貼っている猫ちゃんステッカーを。

 

 

待つこと10分程、プロぺさん到着。

 

本日は通勤快速のベスパ125で登場です。

そりゃ積載性能から、あの刀モンキーでお泊りキャンプは無理ですわな。

 

 

さぁ出発となってトラブル発生!!

 

プロペラさんのスマホ画面が真っ黒に?!

何をやっても操作を受け付けず、シャットダウンしているのか立ち上がっているのかさえ分からない状況に。

 

「さっき、コンビニの支払いで普通に使えたのに・・・」プロペラさん

 

「困ったなぁ、これじゃ連絡も取れんし、写真も撮れない」とも。

 

しかし、何をやっても一切受け付けず途方に暮れるばかり。

 

しばらくゴソゴソした後にプロペラさん「仕方ないからしばらく放置して、とにかく出発しましょう」って。

 

不安を抱きつつ、予定のルートでまずは国道163号線沿いの京都府相楽郡の笠置キャンプ場手前にあるレストラン大扇に向かいます。

 

ここは看板に大きく『この辺でごはんの一番おいしい店』と謳ってますが、これまで入ったことがなかったので、プロペラさんに「昼ごはんはどこで食べましょう?」と聞かれて「大扇にしましょう!」ってお願いしたんですよ。

 

 

 

 

カツ丼を注文。 私の胃袋には多過ぎるボリュウムですが、なんとか完食!!

味は美味しゅうございました。

 

この時点で不調だったプロペラさんのスマホも復活して一安心です。

何だったんでしょうね?

 

 

10月14日土曜日、昼前の笠置キャンプ場の様子。

 

やはり週末ということで、そこそこの数のテントが並んでますよ。

 

 

国道163号線を外れ、府道82号線を東に進みます。

この道はしばらくJR関西本線を並行しており、大河原駅の前から木津川に降りるスロープがあり、その先には恋路橋という洒落た名前の付いた沈下橋があります。

 

そこでの写真を撮るため、スロープを下っていきます。

 

 

プロペラさんのベスパですが、メインスタンドを掛けると積み込んだキャンプ用品の重みでフロントタイヤが浮いてます。

普通ならリヤタイヤが浮くはずなんですけどね。

 

モンキーはサイドスタンドのみなので変わらず。

 

 

国道163号線に戻る交差点で不思議なバイクを発見!!

 

遠目に見ていると我々と同じキャンプに行くような荷物を積んだスーパーカブが居ると思ったんですけど、近づくと異様にバイクが小さくて、後ろからでは車種が分かりません。

 

そのまま163号線を走って行くと、前の謎のバイクも道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村に入ったので我々も続きました。

 

 

隣に停めてプロペラさんが声を掛けてバイクを見せてもらったところ、YAMAHAのミニトレでした!!

 

 

若い方は知らないでしょうけど、もう40年以上前に発売されていた2ストの原付バイクです。

 

これの80cc版もあり、私が大学を受験する際に試験場所まで同じく受験する友人と二人乗りして行ったことを思い出しました。

 

 

数年前に入手して、自分でレストアしたとのこと。

 

ご本人は「リヤが1本サスの後期型なんで、あまり人気の無いモデルなんですよ」とおっしゃってましたが、これだけのコンディションのミニトレはなかなかお目に掛れないと思いますよ。

 

自作のキャリアにテント用品を満載して、これから高山ダムの近くのキャンプ場に行かれるとのこと。

 

「今夜は雨の予報ですがお互い頑張りましょう」と言って別れました。

 

そうなんです、この夕方から翌朝に掛けては雨の予報が出ており、プロペラさんとは決行するのか、デイキャンプに切り替えるか、はたまた中止にするか、前々日からあれこれ悩んでいたんですけど、最終的に「雨でもそれはそれで経験になるし、最初にそんな状況を味わっておくものいいんじゃないか」ということでお泊りキャンプ開催となりました。

 

 

さて、道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村から5㎞弱、時間にして10分も掛からずに本日の目的地であるOKオートキャンプ場に到着しました。

 

 

プロペラさんが受付をしてくれました。

ここへは何度か訪れているようです。

 

 

いざ、今回のキャンプ場所に向けて進みます。

 

 

この右側エリアNO.11が我々のキャンプサイトです。

 

プロペラさん曰く

「ちょっと狭いし、後ろの木々のために朝日が当たらいのでテントなどの乾燥をやり辛いですね」と。

 

ちなみに場所は希望できず、キャンプ場が決めます。

 

 

プロペラさんの新兵器、OneTigris(ワンティグリス) CONIFER(コニファー)というテント 。

 

薪ストーブや焚き火などの火の粉に強いTC生地で出来ていて、普通のテントとは違ってポールを増やすことで、いろいろなタイプに張れるみたい。

 

テントを張り始めてすぐに雨粒が落ちてきました。

 

そうなると初心者の私は大慌て!!

それでなくてもロープが足りずに、持参した長いロープをカットして自在金具を付けたりしていて、まだテントどころかタープも脹れていないのに!!

 

慌てるとろくなことがなく、プロペラさんが張ったロープに引っ掛かり、思いっきり転ぶし、さぁペグを打とうとしたらペグハンマーが見つからず、荷物をひっくり返す羽目に・・・

 

そんなど素人を尻目に自分のテントとバイクを雨から守るためのタープを張り終えたプロペラさんが手伝ってくれて、ようやくこちらも完成しました(^^;

 

 

今回の私のテントは安いけどコンパクトでツーリングキャンプをするライダーに人気のバンドック:ツーリングテントBDK-18って奴。

 

 

タープとテントを4つ近接して張ったので、テントロープが入り乱れた状態に!!

 

夜、歩くときには気を付けねば。

 

 

バイク2台がきれいに納まってます。 さすがベテラン(^^)/

 

テントは張ることひとつにしても、手順やロープや金具の準備、ロープの結び方等々、とても参考になったし、言われて初めて「なるほどなぁ~」と納得することばかり。

 

雨が本降りになる前にテントも張れて、ようやく気持ちに余裕ができました。

 

 

プロペラさんと辺りの状況や他のキャンパーさん達の様子を見て回りました。

 

 

夜は雨だというのに、8割方サイトは埋まっていましたよ。

まぁ、すべて車での来場で、バイクは我々だけでしたけどね(^^;

 

さて、暗くなる前に夕食です。

私は豚キムチ鍋をつくりました。

 

 

初めに液体出汁を入れて、自宅で切ってきたキャベツを投入し、その次に豚肉、最後にキムチを入れて完成。

 

 

頂きます!!

 

 

隣のプロペラさんはビールを飲みながら焚火で焼肉してました。

 

 

キャンプに焼肉は定番中の定番ですな(^^)

 

ただ、自宅で作ったおにぎりを持って来るのを忘れたようで、えらく悔やんでましたよ。

 

 

私は最後に太麺の中華そばを投入です!!

 

 

味は・・・中華麺よりうどんの方が良かったなぁ(-_-;)

 

そんなこんなで、夕食の楽しいひと時も終了し、後はマッタリタイムです。

 

 

 

今回、プロペラさんは薪の代わりにオガライトというおがくずを圧縮して成型した人工の薪で焚火をやってます。

 

簡単に割れて、必要な分だけ燃やすことが出来ます。

薪と比べて、火付きが良い上に燃えやすく熱量も多いし、火の粉が起きにくい特性があるとのこと。

 

 

 

プロペラさん目線での焚き火。

 

 

私は癒し系アイテムとして、キャンドルランプのケースにオイルランプを入てぶら下げました。

 

 

 

本物の火の間に人工の灯りであるLEDランプが光っていますが、なかなか良い感じになってますよ。

 

写真では凄く明るいけど、実際はほんのりとした明るさで、それが余計雰囲気が出て癒されますよ。

 

この時点で時間は7時過ぎ頃だったかな。

 

 

食後の珈琲やプロペラさんとの会話を楽しんでいた頃、焚火が消えてしまう程雨粒が大きく強くなってきました。

 

 

丁度、焚火も燃え尽きたことだし、各人テントに引き上げることに。

 

 

さすがにツーリングテントと言われるだけに広くはないです。

 

 

しばらくはネット徘徊していましたが、それにも飽きたし、体勢的にしんどくなったので寝ることに。

 

プロペラさんからは「夜は冷えるのでシュラフは羽毛の方がいいけど、なければ化繊のシュラフを重ね着することで対応できるでしょう」と。

 

もちろん、私はそんな高価なシュラフは持っておらず、化繊シュラフの重ね着で対処します。

 

が、安物化繊シュラフを1枚着ているだけで寒いどころか、暑く感じるほど。

 

雨が降ったおかげで気温が下がらないのかも。

 

とにかく、しばらくはシュラフの中には入らず、上から羽織っているだけにしていました。

 

10時頃かな? 暑さも感じなくなってきたので、シュラフにイン!!

 

いつの間にか寝てしまい、何か騒がしい音に目を覚ましました。

もう朝かなとスマホを見るとまだ夜中の1:30頃。

 

で、その騒がしい音の原因は雨粒がテントに当たる音でした。

 

 

夜中に耳から50cmほど離れただけの位置の雨の音を聞く事なんて初めてです。

これもキャンプをしていればこその体験でしょうね。

 

 

朝、6:30頃に起きて外を見るとあちこちに水たまりが出来ており、雨も完全には止んでいませんでした。

 

いつになったら止むのか? 天気予報では8時頃には傘マークからお日様マークに変わってましたが。

 

 

テントの前、タープの下も雨水でグチャグチャになってしまいましたよ。

 

ここで持参したパンで朝食です。

 

 

タープもテントにも雨粒が付いてますが、これらの生地はすぐに乾くので、お日様さえ出れば、すぐに干して乾かせます。

 

 

ようやく陽が差してきましたが、今度は風が出てきました。

 

その中でテントやタープを畳むのは難儀しましたよ。

2人で両端を持って向かい合って畳みましたが、ソロだと大変でしょうね。

 

 

7時半頃からはじめて、11時前にようやく撤収作業完了です。

かなりの時間が掛かりましたが、テントなどの乾燥時間も含むので仕方ありません。

 

食材を食べたから昨日よりは荷物も減るはずなんですが、仕舞い方が悪いのか、積み込み方法が拙いのか、来た時と変わらない積載量でした。

 

 

カマキリがお見送りしてくれましたよ(^^)

 

この後はキャンプ場から数キロのところにあるガーデンカフェ ミームに向かいます。

そこにはプロペラさんの仕事関係の知り合いが車のミーティングで来られているらしく、昼食を兼ねてお邪魔することに。

 

 

木々のなかに洒落た建物が建っていますが、これがガーデンカフェ ミーム

 

です。

 

 

私はナポリタンをいただきました。

出来立て、熱々で美味しかったです。

 

で、そのミーティングのネタは

 

 

ロータス・セブンでした。

 

若い方も2名ほど居られましたが、残りの7名は私よりも先輩の年齢の方ばかり。

 

そりゃまぁ、それぐらいの年齢でないと普通はこんな車に乗って遊べませんわな。

 

保管する駐車場も青空じゃいかんだろうし、話を聞くと日々のメンテも大変みたい。

完全に趣味の車だし、ある意味、車好きの夢ですね。

 

 

 

シンプルなメーターパネルに懐かしのステアリングホイール、足元も狭く、サイドブレーキは助手席のコンソール下にあるので、若い女性などを乗せている場合、彼女の太ももの上あたりをゴソゴソいじる状況になるようです(笑)

 

初対面の女性は乗せられませんなぁ~

 

 

軽規格のセブンもあるようですが、それでも維持には大変な労力と資金が必要でしょうね。

 

どっちかと言うと、車よりもバイクに近い乗り物かも(^_-)

 

そのミーティングには小一時間ほどお邪魔をしてから引き上げることに。

 

昨日の来た道、国道163号線をそのまま戻り、最後は外環状線(国道170号線)のコンビニでお別れです。

 

 

今回、お泊りキャンプに誘ってくれ、現地ではアドバイスや手伝い、その他諸々の手続き、段取りをやっていただいたプロペラさんには感謝・感謝です。

 

実際にやってみたことで、自分に必要な用品、不要なものが見えてきたし、積載にしてもやはりホムセンBOXでは使い勝手が悪く、ツーリングバッグなどの方がたくさんの容量をきれいに安定して積めることがわかりました。

 

他にはテントの張り方や予備で持っておくと良い用具や、それらの積み込む順番など、ネットや雑誌では分からない細かなことを知ることが出来ました。

 

クルマでのキャンプもいろいろ積めて便利でしょうけど、敢えて小さなバイクでのキャンプに拘るのも面白いかと。

 

最初が雨、しかもそこそこの降りの雨でのキャンプでしたが、次回は晴れて夜もマッタリ楽しめるキャンプに期待しています。