学生時代からの友人達とJR宝塚線の廃線跡を歩いてきました。
大阪駅発の新三田行き各駅停車で集合場所の武田尾駅に向かいます。
無人駅である武田尾駅ですが、ホームの半分以上がトンネルの中にある珍しい駅です。
鉄ちゃんにとっては訪れてみたい駅のひとつかも。
一番乗りだった私は駅の周りをウロウロしながら、発着する電車や川(武庫川)の写真を撮ってました。
電車が着くと乗客が降りてきますが、年配のハイカーが多いですよ。
まぁ、私たちも同じ年配者ハイカーなんですけどね(^^;
10時に全員集合となり、廃線跡ハイキングの始まりです。
まず武庫川左岸沿いの道を一旦上流に向いて歩き、橋を渡って右岸へ。
そこから廃線跡ハイキングコースの始まりです。
当時のままなのか、新たに再設置したのか不明ですが枕木や砕石が残る廃線跡をのんびり歩きます。
この日は天気も良く、大勢のハイカーや家族連れが歩いてました。
我々は武田尾から生瀬に向かって武庫川を下るパターンでしたが、逆に生瀬方面から歩いてくる人たちも居て、撮影ポイントでは順番待ちな状態も(^^;
途中から現在は宝塚市の管理地になっている桜の園 「亦楽山荘」(えきらくさんそう)に登りましたが、鈍った足にはちょっと辛い道中でした。
桜の園 「亦楽山荘」とは、笹部新太郎氏が明治45年(1912年)に兄から譲りうけ、サクラの品種保存や接ぎ木などの研究に使った演習林です。
当時は30種5000本ものサクラが植えられ、現在でもヤマザクラを中心に1000本あまりが残されています。
平成11年、自然公園としてオープンし、手軽なハイキングコースとして人気を呼んでいます。
『兵庫県阪神北地域ツーリズム振興協議会』より借用
ハァハァいいながら階段を登り、途中で休憩して山桜を眺めたり、持参した弁当を食べたりと、良い汗をかきながら、いつもの如く、昔話や老後の話で盛り上がりましたよ(^^;
元は鉄道が走っていたルートなので、トンネルや鉄橋があり、現在もそのままの姿で残っていて、トンネル内には照明などの設備が無い為、懐中電灯などの灯りがないとつまづいてコケてしまうほど真っ暗で、ちょっとしたアトラクションというか、冒険気分が味わえます。
線路跡の横を流れる武庫川も街中の状況とは違って、大きな岩や速い流れなど!それぞれの場所で景色を楽しめます。
ここでハイキングコースは終了。
全長6km程のハイキングコースが終了し、JR生瀬駅までは国道176号線沿いを歩いて現実に引き戻されます。
その後、中山寺駅近くまで移動してスーパー銭湯で汗を流した後、駅前のお好み焼き屋で反省会をば。
疲れた身体にジンジャエールが染み渡るぜ!!(下戸な僕)
今回の歩数、25145歩、一歩を60㎝として15kmほど歩いた計算に。
亦楽山荘の上り下りもあったので距離以上に疲れましたわ。
けど、次回の予定も決まっていて
時期=5月下旬
行先=琵琶湖方面
とのこと。
あくまで予定ですけどね(^^;