快晴の日曜日、友人達と一ヶ月半ぶりのツーリングに行って来ました。

 

行先は兵庫県加西市にある鶉野飛行場跡

太平洋戦争中、この地で川西航空機が戦闘機を作っていた歴史があり、その関係から実物大の模型を作製し、公開展示しているのを見学に行きました。

 

ここには2年程前にも訪れていますが、新しく施設が出来て、展示内容も変わっているとのことなので、初めて訪れる友人と再度行くことになりました。

 

午前7時に摂津市内のコンビニに集合し、中央環状線(府道2号線)~国道176号線~加東市、加西市と走り、飛行場跡に着いたのが10時前。

 

 

時間としては3時間になりますが、インカムがなかなか繋がらず設定に時間を要したり、途中で切れたりして、その都度調整しながら、又、思っていたより寒くて、何度かトイレ休憩&コーヒータイムを取っていたので予定より時間が掛かりました。

 

 

飛行場跡にはsoraかさい」として新たな展示場が整備されていました。

以前の施設は倉庫みたいになってましたよ。

 

 

 

滑走路傍に「平和祈念の碑」が建立されています。

 

 

鶉野ミュージアム

 

 

メインの展示物である紫電改と新たに設置された九七式艦上攻撃機の2機の迫力が凄い。

 

 

 

 

 

 

 

着陸脚の細かな構造も分かります。

 

 

 

機体の横にはコクピットだけのモデルがあり、メーターやらレバーやら、先日亡くなった漫画家の松本零士氏が描いていたメカメカしい計器類そのものです。

 

 

 

 

 

紫電と紫電改の解説

 

 

 

2階からの眺め。

 

 

 

九七式艦上攻撃機は3名乗機だったんですね。

 

 

 

ミュージアムと同じフロアにはお土産コーナーもあります。

 

 

 

 

Tシャツにタオル、ステッカーやバッジなどのブツは我慢出来ましたが、キャップ好きの私には辛いものが・・・

 

ツバ部分がやや短いのが気に入らなくてなんとか堪えましたが、危うくお買い上げするところでしたよ。

 

 

飛行場跡を出て、次の目的地である北条鉄道法華口駅へ向かいます。

 

 

 

 

 

 

北条鉄道は大正4年に播州鉄道北条支線として開業し、昭和18年に国有化して国鉄に。

昭和60年3月に国鉄線としては廃止され、4月に北条鉄道株式会社として再スタートした鉄道です。

 

 

 

 

 

 

駅舎の横には西国三十三カ所のひとつ、法華山一乗寺の国宝三重塔を模したものが建っています。

 

 

 

 

ここで黄色いクロスカブに乗る「鉄ちゃん」と遭遇しました。

基本は撮り鉄らしですが、車輛だけではなく駅舎なども好物だとか。

 

「カブの写真撮らせてもらっても良いですか?」って聞くと

 

「じゃ、このBOXも撮ってください」と。

 

カブのリヤに積んでいる純正BOXには鉄道貨物のコンテナに描かれているのと同じフォントを使ってシールを作り、それを貼り付けていると。

 

確かに見覚えのある書体ですが、鉄ちゃんならではの拘りですね。

 

無人の駅舎内で昔の法華口駅を再現したジオラマが展示されてました。

 

 

姫路から鉄道でパーツとして運ばれてきて、鶉野で組み立てていた当時の様子らしいです。

 

 

 

このジオラマの製作者は加古川市でモデルショップの店長をされている方で、許可を頂いてご本人と一緒に撮影させていただきました。

 

 

店長いわく、「当時の様子をかなり忠実に再現したつもり」とのこと。

駅まで運ばれた機体のパーツは荷車に乗せて馬や牛で引いて工場まで運んだようです。

「生産効率は悪かったと思うよ」っておっしゃってました。

 

あちこち見学しているとまた列車(ディーゼル車)がやって来ました。

1時間に1本のダイヤですが、上下合わせると30分に1本になるのかな?

 

 

車体には地元のマスコット?が描かれていて、水色系のボディカラーもプラレールの車輛のようです。

 

反対側のホームへは構内踏切を渡ります。

 

 

 

レトロな駅を堪能した後、法華口駅から数百メートルのところにあるバイカー&カーズカフェ山猫家で昼食です。

 

 

店内はアメリカンな雰囲気満載。

 

 

 

ヘレカツカレー&ドリンクを注文。

 

 

 

ピリッと辛く、量も多くて、とっても美味しかったですよ。

て言うか、食べ過ぎて苦しかった。

もうね、この程度の量がきついんですよ(-_-;)

 

その後、もう一駅「播磨下里駅」へ行って撮影を。

 

 

 

 

駅前?の店舗。

 

友人2人とも一眼レフカメラを購入しており、ツーリングの際には必ずカメラを持参して撮影してるんですよ。

 

ツーリングの目的が「〇〇を撮影する」ってこともあります。

私も昨年修理したSONYのミラーレス一眼を持ってますが、知識とセンスが無いので良いと思える写真が撮れません。

 

今回も持って行ったんですけど結局数枚しか撮らず、ここにアップしている写真のほとんどはスマホで撮影したものです。

こういうのを『宝の持ち腐れ』っていうんでしょうなぁ~(-_-)

 

この辺りは道も線路も真っすぐですね。

 

 

 

その後、友人3号のリクエストで国道372号線の内、丹波篠山市内で名付けられている「デカンショ街道」を走り、普段、ショワインファミリーのツーリングの定番ルートになっている477号線~423号線~府道109号線と走って、茨木市内のコンビニで解散しました。

 

 

 

所要時間 6:30~17:00の10時間30分

走行距離 225km

 

ここ最近、体調が優れず、遠出のツーリングには行けなかったので、久しぶりに走れて気持ち良かったです。

 

これからの季節、ツーリング以外にもいろいろな企画やイベントがあるでしょうから楽しみですね。

 

追記:

私がリターンライダーとして2019年の1月にスーパーカブ110でツーリングに出掛けてからソロ&短時間なものも含めて今回で200回目のツーリングとなりました。

目指せ、ツーリング1000回!!(^^)/