今日は「都会のローカル線」と呼ばれている南海電車の汐見橋線(高野線)を探訪するポタリングです。
汐見橋線は大阪南の繁華街、なんばの近く、千日前通りに面した大阪市浪速区桜川三丁目にある「汐見橋駅」から大阪市西成区玉出東1丁目にある「岸里玉出駅」までの6駅・4.6㎞の南海電車の路線です。
短い路線ですが歴史は古く、1900年、明治33年に開業した路線で、元々は高野線がなんばに乗り入れるまでは大阪側の始発駅だったんですよ。
だからわざわざ(高野線)と表示しています。
出発はいつもの淀川新橋から河口に向けて淀川サイクリングロードを走ります。
サイクリングロードの終点からは大川沿いを大阪城目指して南下。
OBP(大阪ビジネスパーク)と寝屋川と大阪城。
大阪府庁の前を通り
大阪城 大手門を通り過ぎ
上町筋を途中で右折して空堀(からほり)商店街を突っ切り
道頓堀手前で左折し (道頓堀は自転車乗り入れ禁止なので)
ビッグカメラ前を通過して千日前通を西進。
途中、ちょっとだけ御堂筋を南下して南海電車の難波駅にご挨拶。
やって来ました、南海 汐見橋駅!!
ここと終点の岸里玉出駅には駅員が常駐してますが、他の4駅は無人駅です。
電車は30分に1本。
さすが「都会のローカル線」!!
拡大してみて下さい。
絵柄は古そうですが、今年の5月に新たに掲示された案内図です。
よ~く見たら関空特急ラピートや加太線のめでたい電車も描かれています。
隣に阪神電車の桜川駅入り口があります。
ちなみに阪神電車は地下です。
10分ほど待って岸里玉出行きの電車を撮影しました。
中央に写っている架線柱はレールでつくられています。
無人の芦原町駅です。
汐見橋行きを待つ乗客がベンチに座ってましたが、休日とは言え1名のみとは・・・
木津川駅に到着。
周りは西側に工場や空き地が広がり、東側には集合住宅があるものの、やはり寂しい感じは否めません。
この空き地は元々貨物駅と木津川からの船着場があって、昔は大いに賑わっていたそうですが。
真ん中の線路は汐見橋行きのもの。
その右側の線路は
途中で途切れています。 これは貨物線の名残ですね。
津守駅に到着。
道を挟んで向かい側は大阪府立西成高等学校と西成公園です。
ここも無人です。
構内踏切で向い側のホームに移動です。
西天下茶屋駅。
この周辺は道は狭いけど、賑やかな下町って感じです。
反対側(岸里玉出方面)にも別の駅舎があります。
The 昭和って雰囲気が漂ってますねぇ~(^^)
終点手前で国道26号線を跨ぐガードも年季が入ってますねぇ
左の高架、難波からの南海本線と合流します。
汐見橋線の南の終点、岸里玉出駅に到着です。
和歌山と高野山への乗り換え駅です。
以前、和歌山から南海で帰って来たので、今度は高野線に乗ってみたいですよ。
岸里玉出駅の東側200mほどのところを阪堺電車が走っているので見に行きました。
この辺りは専用軌道ですが、恵美須町&天王寺と堺市では併用起動で路面電車になります。
今となっては大阪で唯一の路面電車ですね。
さて、阪堺電車と並走するように北上し、あべのハルカスの横を通り、JR環状線に沿って森ノ宮へ、その後適当に走って帰宅しました。
先日のハイキングで交野山の観音岩からも見えてましたよ、ハルカス。
発 : 午前 8:30
着 : 午後 2:20
走行距離 58 Km
距離的にはたいしたことないけど、70%ぐらいが街中だったので疲れました。
それでも初めての道を走るのは楽しいもんですね。
今回の汐見橋線、起終点の駅周辺は賑やかですけど、道中の駅、特に木津川駅なんかは駅にアプローチするのも限られた方向からでないと出来ないし、乗り降りしている乗客の数も数名のみ!!
歴史のある路線とは言え、あれで廃線にならずに運営している南海、頑張ってると思うけど、何か特別な理由でもあるのかな?
以前、乗った猫の駅長で有名になった和歌山電鐵 貴志川線とか水間鉄道の方がもっとお客さん乗ってたと思うけどね(^^;
ブロ友さんの記事で鯖寿司が食べたくなって帰りにスーパーに寄ったんですけど、思っているようなものが無かったので写真の鯖&稲荷寿司のセットを購入し、シャワーで汗を流してからちょっと遅めの昼食を頂きました(^^)
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