今回の記事はちょっと長めです(^^;
最近、断捨離を実施していますが、先日も屋根裏部屋の片付けをしていて、奥に突っ込んでいた段ボール箱を引き出して中身を確認したところ、失くしたと思っていた本を見つけました。
その本とは・・・
20年程前、滋賀県彦根市にThe Classic Boxと言うOld Macの専門店(我々は略してクラボと呼んでいました)があり、そこの社長と親しくなって私の作った古いMacのレプリカをお店に展示してもらっていたときに、今は亡きMAC LIFEと言う雑誌の取材を受けました。
その年に幕張メッセで開催されたMAC EXPOと言いう、年に一度のMacのお祭りに行った際、取材を受けた号のMAC LIFEが発売されていたので記念に購入しました。
それだけでも記念にはなりますが、MAC EXPO当日の夜に誘われてパーティーに参加したところ、ルパン三世の作者であるモンキーパンチ氏が来られていたんですよ!!
モンキーパンチ氏は当時からMacを使ってルパンを描いておられたのは有名な話でした。
こりゃチャンスだと頃合いを見計らって氏にサインをお願いしました。
ピンボケですが、モンキーパンチ氏(左)と若かりし頃のとんべ(右)
自分の作ったMacレプリカが載った雑誌にモンキーパンチ氏直筆のルパン三世のイラスト入りのサインを書いてもらい、こりゃ家宝にせねばと舞い上がってました(笑)
でも、何度か引っ越しする内に家宝とまで言ってた本の所在が不明になり幾年月・・・
こんなところに仕舞い込んでいたんですね(^^;
MAC LIFE 2000年3月号!!
これが紹介されている The classic Box の記事のページですが、そのページの下の方に自作したMacの筐体が載っています。
Zippoのライターケースも私の作品です (^_-)-☆
左がQuadra700レプリカ、右がQuadra900を模してスケールダウンして作ったQuadra90(^^;
Quadra(クアドラ)とはMacの上位機種の名称で、現役時代はハイスペックなマシンとして私的には憧れの存在でした(^^;
どちらも外見が好きなモデルでしたが、手に入りにくくなっていた中古Macだったので、無いものは自作するしかないってことで塩ビ板でボディを作って、中身は別のMacのマザーボードを積んでいました。
(後にどちらもオリジナルを入手しましたが)
以下、Quadora90の製作過程をダイジェストでご覧ください。
ベースになったマザーボードはLC475というMacのものです。
Quadra900はサーバーとして使われることも想定していたため、鍵が標準で装備されていたので、それも再現しています。
ちなみに見せ掛けだけで、実際には鍵はかかりませんけどね(^^;
ボディと蓋の裏側には電磁波漏洩防止?のためにアルミテープを貼ってました。
Apple製13インチモニターと。
9インチモニターと並べるのが一番マッチしてますな(^^)
こちらがオリジナルのQuadra900です。
CRTもApple製の20インチモニター(実はSONYのOEMだったはず)
===
次はなんちゃってQuadra700の製作過程。
左:オリジナルのQuadra700 右:私が作った なんちゃってQuadra700
ストラップなQuadra700
小物入れなQuadra700
ZippoケースなQuadra700 (^^;
これがThe classic Boxに展示されていた状態を自前のカメラで撮ったもの。
雑誌の写真と同じですね。
私、ベージュのMacが好きだったんです。
パソコン本体もですが、キーボードやマウスなどの周辺機器も拘ったデザインで、使い心地も良かったなぁ~(^^)
当時のMy Desk
他にも何台か作りましたが、人にあげたり、処分したりでもう手元にはありません。
3Dや動画編集アプリも揃えて、以前に紹介したサンダーバード2号やF1マシンの
タイレルP34などを作ったり、撮り貯めた子供たちの動画を編集してDVDに焼いたりと、あの頃、あれほどMacに夢中になってたんですけど、今メインPCはWindows10を積んだ窓マシンです。
Macがメインだった職場から普通のWindows環境に変わって、自宅でも徐々にMacを触ることが減って行きました。
それでもまだ手元にはパソコン界のフェラーリと言われたMacintoshSE/30、本物のQuadra700、PowerBook/G3(Pismo)、液晶の初代iMacは残していますが、どれも長期休眠状態です。
SE/30
現行タイプMacの使い勝手ってどんな感じなんでしょうか?
またイジってみたいけど、今ならその金額を別の趣味に投資するでしょうね。
===
どれも画像が小さいのは当時のデジカメの容量と外付けHDDの容量も小さかったので、おのずとデーターも小さくして保存したためです。
なんせ、当時は1GBといえば広大な容量だと思っていた時代でしたからね(笑)
とにかく、ベージュMacと呼ばれていた頃のマッキントッシュをご存じの方には懐かしんでもらえたかもですが、若い方には古臭いパソコンとしか感じないかもな話題でした(^^;