今日は定休日。

兵庫県尼崎市に住む知り合いに用事があって行って来ました。

 

寒いし、普通なら車で行くところですが、尼崎市のお隣の市である西宮市に行ってみたいところがあり、そこは知り合いの住む尼崎市武庫之荘から10分ほどの距離だったのでモンキーで行くことに。

 

大阪近郊以外の人に説明すると、尼崎市は国道2号線や43号線で行くと大阪府から兵庫県に入った最初の市になり、北には大阪空港の一部がある伊丹市、南は大阪湾、東西を猪名川と武庫川という一級河川に挟まれた街で、平成31年3月に旧ミドリ電化の創業者が「創業の地に恩返ししたい」と私費十数億円を投じて尼崎城を再建し、市に寄付したことで話題になりましたね。

 

一昨年に自転車で尼崎城~海に面した緑地~梅田とポタリングしました。

 

 

まずは知り合い宅を訪問し、用事を済ませた後、行きたかった場所へ。

 

 

武庫川を渡って300mほどにあるJR甲子園口駅、そこから神戸方面へ200mほど行ったところにある人&自転車(原付含む)専用トンネル 通称 マンボウトンネル

 

 

 

天井まで1.3mほど、幅も1.5mぐらいでしょうか。

 
元々は水路だったのを利便性を考慮して人や自転車が通行できるトンネルに改修したようです。
 
 
遠近感の関係で判り辛いですけど、モンキーとの対比です。
 
 
線路の北側に回って反対側の入り口に行ってみました。
 
 
こちらはレンガ積みになってますね。
 
大人が真っすぐ立って歩くことは出来ませんし、ママチャリでもハンドルがギリギリな高さですね。
 
当然、すれ違うことも出来ないので、ここを利用している人達はまずトンネル内を覗き込んで、向こうから誰も来ていないことを確認してからトンネルに入って行ってました。
 
そんな不便なトンネルですけど、利用する人は多くて、私が写真を撮っている間にも5~6人が通ってましたよ。
 
西宮市にはこうしたマンボウトンネルが後2ヶ所あるらしいので暖かくなって、落ち着いた頃に再訪したいと思います。
 
ちなみに『マンボウ』と言うのは人が通れる小さなトンネルを指しての名称らしいけど、語源は鉱山などで鉱石を採るために掘った坑道の名称である間歩(まんぼ)や炭坑の穴を意味する間府(まぶ)と、様々な説があるらしいですよ。
 
JR京都線の高槻市や茨木市にある『ねじれマンボウ』も同じトンネルですね。
ねじりマンボウも自転車で訪れてますが、その時の記事では『ねじれまんぽ』と紹介してますね(^^;