一昨年の12月、京都の建仁寺から八坂神社、知恩院、平安神宮と周った記録です。
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平成30年12月15日(土)
スタートは京阪電車 祇園四条駅から。
交差点の南東には歌舞伎の南座が。
顔見興行の真っ最中。
南座から徒歩10分ほどで今日のメインの目的地である建仁寺に到着。
建仁寺は臨済宗建仁寺派大本山の寺院で、日本最古の禅寺です。
本坊から入って拝観していきます。
入ってすぐのところに展示されていたのがこれ。
俵屋宗達の筆になる国宝「風神雷神図」の高精細レプリカが展示されています。
原本は京都国立博物館に寄託されたとのこと。
その後、ルートに沿って進んで行くときれいな庭が。
まだ紅葉を見れました。
小書院という建物には襖絵や屏風絵が展示されています。
「舟 出」
私が建仁寺に行きたいと思った切っ掛けがこの青一色の襖絵です。
この襖絵は栄西禅師八百年大遠諱事業の一貫として、染色作家として活躍する鳥羽美花さんが手がけたもの。
製作は2014年と新しいのですが、その色彩と襖絵としてのサイズや設置されている環境に魅了され、是非実物を見たいと思っていました。
私自身、青い色が好きというのもありますが、ほんと素晴らしい絵画ですね。
室外からの写真では襖絵が目立つよう画像加工していますが、エエ雰囲気でしょ(^^)
枯山水の庭を眺めた後はスリッパに履き替えて法堂(はっとう)に向います。
天井には2002年に創建800年を記念して「小泉淳作画伯」の筆になる双龍図が。
写真ではそのスケールが伝わり辛いですが、迫力のある天井画です。
薄暗い堂内の天井に二匹の龍が舞う図に圧倒されます。
建仁寺の絵画を見て今日の目的の8割は達成されたので、後は京阪沿線から離れず適当に散策することに。
まず向ったのは建仁寺から東へ10分ほどの法観寺「八坂の塔」
修学旅行生や外国からの観光客で賑わってました。
通りにあるレンタル着物で着付けをした女の子たちがウロウロと。
その女子たちが好きそうな「占い」や食べ物の店も。
やっぱり女性の着物姿ってのはよろしいなぁ~(^^)
この後、八坂神社に向いましたが、掲載画像数の制限から 其の弐 に続きます(^^;
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