一昨年の11月、貝塚市の水間観音へ行った時の記事です。
===
平成30年11月30日(木)
今日は休暇を取って大阪府貝塚市にある水間寺(水間観音)へ行って来ました。
古い神社仏閣の建築物に興味を持ち出したのとローカル線で行ける場所ってのが一番の理由。
以前、和歌山貴志川鉄道で猫の駅長「ニタマ」に会いに行った時と同じような条件です。
それほど鉄っちゃんでもないと思うけど、鉄道に限らず乗り物は好きだし、ローカル線にはそれぞれ歴史があり、その内容もアンハッピーなものが多いけど、それでもなんとか頑張ってるってのが好きなんですよ。
今日乗った水間鉄道も今は大阪に本社を置き、全国に外食チェーン店を展開する グルメ杵屋 が親会社になってるんです。
今回、ルートとしては京阪電車で京橋へ、そこからはJR大阪環状線で大阪南の玄関口、天王寺の次の新今宮へ。
そこで南海電車に乗り換え貝塚まで行き、貝塚からは今回の目玉である水間鉄道で水間観音へ。
新今宮に関空から難波へ向うラピートが停まってました。
独特なデザインとカラーですが、当然、鉄道友の会主催のブルーリボン賞を受賞しています。
南海としてはラピートが初めての受賞だったみたい。
コレに乗って関空から海外へ行くことなんてもう無いやろなぁ・・・
で、関空特急で岸和田まで行き、各停に乗り換えて貝塚へ。
和歌山貴志川電鉄と同じような2両編成の古い車輌を使っている水間電鉄。
下車する時は運転席の後ろにある料金箱に乗車券を入れるかワンマン運転の運転手に定期券を見せて降りるのも貴志川鉄道と同じシステムでした。
南海貝塚駅から15分ほどで水間観音駅に到着。
ホームの片隅に古い車輌が展示?放置?されてました。
整備している様子も無いけど、本物の鉄ちゃんならいつ、どこで使われていた車輌かってのもすぐに判るんでしょうなぁ~
当然、私にはわかりませんけど(^^;
水間駅の駅舎。 寺院のような外観ですね。
駅前広場はこんな感じ。 和歌山電鐵の貴志駅に比べたら駅前は広々としてます(笑)
駅前広場から出たところは普通の道です。
駅から10分ほど歩くと水間観音に到着。
三重塔と本堂が配置された伽藍。
あたしゃ神社仏閣の建物の中でもこうした塔が一番好き(^^)
建築物としての豪華さと迫力と形のバランスに魅せられています。
現在、七五三の時期のようであちこちに幟が立ってますが、子供の姿は無く、ジジババばっかりでした(笑)
自分も含めてね(^^;
本堂の裏手には川が流れていて、そこには・・・
出現の瀧というのが
夏場なら涼しいでしょうねぇ(^^)
この川を渡り、水間公園の方へ登っていくと
部分的ですけど紅葉が。
登った先は芝生の広場になってました。
まだ時間が早かったのか公園整備の人以外、誰も居ませんでしたけどね。
広場からは関空前のりんくうゲートタワービルが見えてます。
公園の駐車場に二匹の猫が日向ぼっこしてましたが、同じような毛の色だし、兄弟かもね(^^)
水間観音駅に戻り、停まっている回送車の先頭を見るとヘッドマークの位置に子供の写真か?!
調べたら会社のPRや子供の誕生日祝いなど、10日間10,000円でオリジナルのヘッドマークを装着できるサービスのようです。
さすがローカル鉄道、いろいろと考えますわな(^^)
まだ運転手さんが乗車していなかったので運転席周りを1枚(^^;
へぇ~、そうなんやぁ~
また貝塚で南海電車に乗ったんですけど、関空からの便だったようでキャリーバッグがずらっと並んでいて、聞こえてくる言葉は韓国語だけ。
これからどこを観光するのか知らんけど、たくさん散財して日本の景気を上げてくださいな。
ただし、基本的なルール&マナーは守ってね(^_-)-☆
復路は浜寺公園で降りました。
息子がまだ小学生だった頃、ここには来た事があるんですけど、その時はまだ上の写真の駅舎でしたが、今は下の駅舎になってます。
ただ、これも仮設のようで高架工事を施工していて、その関係でこうなっているようです。
途中下車したのはこっちで帰ろうと思っていたから。
大阪唯一の路面電車となった阪堺電車に乗るためです。
「浜寺駅前」は阪堺電車の南の始発駅。
この鉄道は住吉(住吉大社のひとつ先)で通天閣や日本橋のある恵比寿町とあべのハルカスのお膝元、天王寺に別れます。
今日は天王寺へ向うことに。
かなり年季の入った運転席ですが、この車輌って三菱製?
運転手さんが座ると隙間が無くなります(笑)
普通の列車の運転手さんだと指先確認の際には声も出しますが、この車輌のように運転席と客席が近いため声は出さずに動作だけやってました。
途中が飛び飛びですが走行動画を最後にアップしておきます。
終点の天王寺に到着。
天王寺駅の改札
陸橋の上から取った阪堺電車の天王寺駅舎。
阪堺電車天王寺駅の隣にはあべのハルカスが建ってます。
この後、ハルカス展望台へ登りましたが、やっぱり怖かった・・・ (ーー;)