伏見稲荷大社を後にして再び京阪電車に乗って祇園四条駅で下車。
鴨川沿いを上流に向かって歩きます。
ちなみに今回の同行者も大晦日と同じ 友人1号 です。
彼とは一緒に遊ぶ頻度が高いですが、けして付き合っているわけでは無く、お互い暇なだけですから誤解無きよう(^^)
三条と神宮丸太町の間に 二条 飛び石 があります。
鴨川にはこうした飛び石が何か所か設置されていますが、この二条 飛び石が一番下流になるそうです。
河川敷から丸太町通りに上がって西に向かいます。
京都御苑に到着です。
御苑からも送り火で有名な大の文字が見えます。
たまに「大文字焼き」と聞くことがありますが、正確には『京都五山送り火』と言い、京の夏を代表する行事のひとつです。
ご先祖の霊をお送りするという、精霊送りの意味を持つお盆の行事で、毎年8月16日、京都を囲む5
「大文字」
「妙法」
「船形」
「左大文字」
「鳥居形」
の順に点火されていきます。
若い頃はわざわざ出掛けて行って見ていましたが、最近はテレビやネットで見るぐらいですねぇ。
今年は現地まで行ってみようかな(^^;
御苑の中に御所があるんですね。
御苑の北西部から市街に出て今出川通りを西に向かいます。
途中から通りを外れ、住宅地の生活道路を歩くと昔の風情が残る建物が。
そのまま真西に進むと
北野天満宮に到着です。
巨大な絵馬が掲げられた楼門
「撫で牛」
天神の使いは牛ということから各天神さんには牛の像が置かれているようです。
自分の体の悪いところと同じ場所を撫でると、病気や怪我を癒してくれると信じられています。
この日も多くの参拝客が並んでました。
北野天満宮と言えば梅ですね。
まだつぼみですが、あと一月もすれば花を咲かせるんでしょう。
期間限定の餅が売られていたので買ってしまいました。
品物でも食べ物でも「期間限定」ってワードにメッキリ弱い とんべ です(^^;
あたしゃ こしあん より 粒あん の方が好きです。
天満宮を出て今度は御前通りを南下します。
かなり疲れてきたので途中から市バスに乗って烏丸で下車。
錦市場商店街を通って
寺町通りに出て北上。
本能寺に到着。
私は昨年にも訪れましたが友人1号は初めてだと言うので再訪。
門の横には日蓮大聖人の像が。
台座には『立正安国』(りっしょうあんこく)の文字も。
商店街から境内に入り、正面にあるのが本堂。
本堂の右手奥に「信長公廊」があります。
織田信長や本能寺と言えば日本の戦国時代を代表する名であり、場所ですが、今は周りをビルに囲まれた状況にあり、単に戦国のロマンを求めるには興醒めしてしまいますね。
ま、これもまた京都なればこそなんでしょうか(^^;
信長公廊のよこにある大きな木
ですって。
本能寺から東へ、鴨川に向かって歩くと
先斗町 歌舞練場の文字が!!
ここで芸奴さんや舞子さんが歌や踊りの稽古をしはるんどすな。
歌舞練場の裏はもう鴨川です。
休憩しようと河原に降りると
鴨たちが堤防敷に上がってましたが
一羽が飛び立つと
皆がバタバタと飛び始め
至近距離での鴨の飛翔姿を見ることが出来ました(^^)
三条大橋から鴨川の下流側を望む。
京阪特急で帰阪。
今回もまたプレミアムカーには乗りませんでしたが、話のタネに一度は乗ってみようかと思ってます。
今回は伏見稲荷大社からはじまり、御苑、北野天満宮、錦市場、本能寺と京都市内を反時計回りに歩きました。
さすがに疲れて、足も怠く、帰宅後はグッタリしてしまいましたが、こういうイベントは定期的に実施したいもんです。